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親と似つかぬカラフルさ ササキリ幼虫 [バッタ目]

小川沿いで「イヌゴマ」が咲き始めた。
里山の夏の花でこの花を見るといよいよ暑い夏が・・・と思うのだ。
名の由来は実がゴマに似ているが食べられない事から。
イヌやキツネは役に立たないもの、似たものに付けられる。
イヌゴマ0628_1.jpg





























暗い林縁の葉の上に小さなバッタの仲間を見つけた。
体の何倍もある長い触角がキリギリスの仲間の証しでもある。
ササキリ」の若齢幼虫だ。
ササキリ0630-1_1.jpg



















見ていると何度も入念に触角のお手入れをしていた。
ササキリ0630-2_1.jpg



















顔や胸は鮮やかなオレンジ色でお尻と足は黒色。
自然界でこの色の組み合わせは毒を持つスズメバチを代表する危険色。
といってもササキリに毒はないので、自分は毒があって危ないよぉと見せかけているいわゆるベイツ型擬態と呼ばれる擬態だ。
ササキリの成虫は緑色と黒色でこの配色は幼虫の頃だけ。
カメムシに擬態とも言われているが、はて?いったい何に擬態しているのだろうか?

つぶらな瞳が可愛い!!
ササキリ0630-3_1.jpg



















2018年6月30日 東京都 シソ目シソ科 イヌゴマ、バッタ目キリギリス科 ササキリ

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