続・シギゾウムシの幼虫どんぐりから出る

今日も雨、休みだったが掃除や夏物と冬物の入れ替え、扇風機をしまってファンヒーターを出すなどインドア。
どんぐりを煮沸しようと選別していると、殻を破って頭を出しているのがいた。
これでは煮ることは出来ないなぁ。
折角なので撮影することにした。




















頭より二回ほどの穴をあけてそこから抜け出そうとしている。
この大きさの穴で出られるのかちょっと疑問だ。

それでも頭を上下に振って少しずつ体を抜いていた。
これで体のほぼ真ん中くらいだろうか。
穴の大きさと体の太さ、どんだけ厳しい状況？




















あともう少し、体を捩って頑張っている。
もっと大きな穴をあけていればもっと楽なのにと思うのだが。




















ようやく子供時代の暗い住まいから脱出。この間約20分。
思ったより大きな個体でよく出られたなぁと思った。
広い世界はどう見えているのか？
といっても照明でまばゆいばかりだろう。
少しの間、その場でくねくねしていたが、大顎をうまく使って歩き始めた。
他にも15頭ほどいるので、土を入れた水槽で来年の羽化を楽しみにしようと思う。




















2017年10月19日　東京都(採集)　コウチュウ目ゾウムシ科　シギゾウムシ.sp

コメント 2

ひょっとして、脱出するまでは脚が生えない？！
ところでドングリ虫は最高においしいそうですね＾＾
by ぜふ (2017-10-19 21:59) 

ぜふさん　コメントありがとうございます。
脱出しても脚は見当たりませんでした。
顎だけで動いていました。

確かにカブトムシやコガネムシの幼虫は外国では高タンパク源として食している国があるようですね。僕は無理ですが･･･！
by hirokou (2017-10-19 22:21)