やっぱりオオセンチコガネは奇麗だった! [コウチュウ目]
埼玉県秩父の標高500mくらいの山頂で足元に飛んで来た「オオセンチコガネ」。
いつもfieldで見るセンチコガネより大きく存在感がある。
オオセンチコガネと言えば地域によって赤や緑、青などその土地独自の色がある。
奈良のルリセンチコガネと言われる美しい個体を一度は見てみたいものだ。
この個体は胸は黒色で前翅が紫や黄色にオレンジ、脚が緑なのだが全体的にとても地味だった。
しか~し、ひっくり返すと驚いた!
緑に黄色にオレンジなど素晴らしいな色の輝きだった。
なぜこれが表でないのか?
この後に飛んで来たのは、身体が鮮やかな光輝く美しい紫色で脚は緑色に輝いていた。
先ほどのものに比べると数段美麗。
同じ地域でもいくつかの色のパターンがあるようだ。
この後に来たのは最初に見た個体と同じような色合い。
前翅を開いた時に見えた腹部上面も奇麗な紫色だったが、色合いとしては先のものより少しくすんでいたような。
この辺りに牛はいないので、サルかシカまたは他の哺乳類、一体何の糞に依存しているのだろうか?
これを書いている家の外では、台風14号の影響で普段見られない激しい雨が降っている。
各地で大きな被害が無いといいのだが・・・。
2022年9月15日 埼玉県(丘陵外) 甲虫目センチコガネ科 オオセンチコガネ
いつもfieldで見るセンチコガネより大きく存在感がある。
オオセンチコガネと言えば地域によって赤や緑、青などその土地独自の色がある。
奈良のルリセンチコガネと言われる美しい個体を一度は見てみたいものだ。
この個体は胸は黒色で前翅が紫や黄色にオレンジ、脚が緑なのだが全体的にとても地味だった。
しか~し、ひっくり返すと驚いた!
緑に黄色にオレンジなど素晴らしいな色の輝きだった。
なぜこれが表でないのか?
この後に飛んで来たのは、身体が鮮やかな光輝く美しい紫色で脚は緑色に輝いていた。
先ほどのものに比べると数段美麗。
同じ地域でもいくつかの色のパターンがあるようだ。
この後に来たのは最初に見た個体と同じような色合い。
前翅を開いた時に見えた腹部上面も奇麗な紫色だったが、色合いとしては先のものより少しくすんでいたような。
この辺りに牛はいないので、サルかシカまたは他の哺乳類、一体何の糞に依存しているのだろうか?
これを書いている家の外では、台風14号の影響で普段見られない激しい雨が降っている。
各地で大きな被害が無いといいのだが・・・。
2022年9月15日 埼玉県(丘陵外) 甲虫目センチコガネ科 オオセンチコガネ
2022-09-18 21:08
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阿蘇で見つけたイカリヒメジンガサハムシ [コウチュウ目]
一昨年、熊本県の阿蘇に行った時に撮っていたカメノコハムシの仲間だが、今までに見たことが無くいくつかの詳しい図鑑やWEBで調べても名前がわからず不明種フォルダに入れていた。
左右の頭部側にのみ黒褐色の帯がある。
今日、虫仲間の方に写真を見てもらったら、同じ種の写真がWEBsiteにあると教えていただいた。
そこからようやく名前が判明。
「イカリヒメジンガサハムシ」で本州、四国、九州、津島に分布、食草はアキチョウジやヒキオコシなどのシソ科。
背中の黒褐色の模様からイカリと名付けられたのかもしれない。
生息は局所的なのか、WEBでもあまり出てこない。
東京都では文献で発表されたのは2006年の青梅市のみのようで、神奈川県では山地で確認されレッドリストでも絶滅危惧Ⅱ類とされている。
阿蘇ではアキチョウジが見られるようだが、関東では食草の分布から恐らく山地性で丘陵地や平地では見られないのではないだろうか。
2022年9月8日(撮影:2020年9月29日) 熊本県 コウチュウ目カメノコハムシ科 イカリヒメジンガサハムシ
左右の頭部側にのみ黒褐色の帯がある。
今日、虫仲間の方に写真を見てもらったら、同じ種の写真がWEBsiteにあると教えていただいた。
そこからようやく名前が判明。
「イカリヒメジンガサハムシ」で本州、四国、九州、津島に分布、食草はアキチョウジやヒキオコシなどのシソ科。
背中の黒褐色の模様からイカリと名付けられたのかもしれない。
生息は局所的なのか、WEBでもあまり出てこない。
東京都では文献で発表されたのは2006年の青梅市のみのようで、神奈川県では山地で確認されレッドリストでも絶滅危惧Ⅱ類とされている。
阿蘇ではアキチョウジが見られるようだが、関東では食草の分布から恐らく山地性で丘陵地や平地では見られないのではないだろうか。
2022年9月8日(撮影:2020年9月29日) 熊本県 コウチュウ目カメノコハムシ科 イカリヒメジンガサハムシ
2022-09-08 19:18
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コクワガタとアカアシオオアオカミキリ [コウチュウ目]
数日前の朝の出勤時に玄関の扉を開けたら、またしても地面にクワガタがいた。
今回は「コクワガタ」のオスだった。
メスがいたのが記憶に新しいが、それにしてもよく飛んでくるものだ。
朝の時間踏みつぶされても可哀想なので、とりあえず家にお越しいただき昆虫ゼリーでオ・モ・テ・ナ・シしておいた。
帰って見るとゼリーがかなり減っていて、そんなにお腹が減っていたのかと。
大顎が大きく久しぶりに見るなかなか立派なオスだった。
相変わらず体を掃除せずに写真を撮ったのであちこちに糸くずが・・・。
大きさを測るのも忘れてしまった。
同じ日に、fieldのトイレの灯りに居残っていた「アカアシオオアオカミキリ」のオス。
トイレバックにコンデジは残念なので持ち帰った。
以前メスをお持ち帰りしたが、それに比べてこのオスは何て小さい事か。
ゼリーを入れると速攻で食いついた。
夏の夜、カブクワを探して樹液を回るとよく見かけるカミキリムシだ。
赤い体に後頭、背胸、前翅の輝く緑色が本当に美しい。
東京都多摩部では絶滅危惧Ⅱ類の希少種だ。
昨晩、写真を撮って今朝出勤前にそれぞれの場所へ逃がしてきた。
コクワガタは恐らくここからであろう近隣の神社の樹林に。
いよいよコオロギの声が聞かれ、夏の虫たちも間もなくお別れの頃だろう。
寂しい・・・なぁ。
2022年8月19日 埼玉県、東京都 コウチュウ目クワガタムシ科 コクワガタ、カミキリムシ科 アカアシオオアオカミキリ
今回は「コクワガタ」のオスだった。
メスがいたのが記憶に新しいが、それにしてもよく飛んでくるものだ。
朝の時間踏みつぶされても可哀想なので、とりあえず家にお越しいただき昆虫ゼリーでオ・モ・テ・ナ・シしておいた。
帰って見るとゼリーがかなり減っていて、そんなにお腹が減っていたのかと。
大顎が大きく久しぶりに見るなかなか立派なオスだった。
相変わらず体を掃除せずに写真を撮ったのであちこちに糸くずが・・・。
大きさを測るのも忘れてしまった。
同じ日に、fieldのトイレの灯りに居残っていた「アカアシオオアオカミキリ」のオス。
トイレバックにコンデジは残念なので持ち帰った。
以前メスをお持ち帰りしたが、それに比べてこのオスは何て小さい事か。
ゼリーを入れると速攻で食いついた。
夏の夜、カブクワを探して樹液を回るとよく見かけるカミキリムシだ。
赤い体に後頭、背胸、前翅の輝く緑色が本当に美しい。
東京都多摩部では絶滅危惧Ⅱ類の希少種だ。
昨晩、写真を撮って今朝出勤前にそれぞれの場所へ逃がしてきた。
コクワガタは恐らくここからであろう近隣の神社の樹林に。
いよいよコオロギの声が聞かれ、夏の虫たちも間もなくお別れの頃だろう。
寂しい・・・なぁ。
2022年8月19日 埼玉県、東京都 コウチュウ目クワガタムシ科 コクワガタ、カミキリムシ科 アカアシオオアオカミキリ
2022-08-20 20:44
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玄関にコクワガタのメス いらっしゃい! [コウチュウ目]
先日陽が沈みかけた頃仕事から帰ると、玄関に小さな黒い影が。
これはなかなかちっちゃいが、ゴミムシか?
これはなかなかちっちゃいが、ゴミムシか?
いやいや、今年初めての可愛い「コクワガタ」のメスだった。
いつ飛んで来たのだろうかと。
とりあえず、家にお越しいただいて、お腹が空いたでしょうと昆虫ゼリーのオモテナシ。
初めは緊張して微動だにしなかったが、少ししてみると食べてくれていた。
さて翌日は朝が早いので、一番近い神社の雑木林に放しに行く時間が無い。
連泊も考えたがどこからかわからないがここまで飛んでこれたので、お腹いっぱい食べて朝になったらまた飛んでいけるだろうと食べ終わった深夜に玄関脇に。
翌朝見ると姿が無かったので、いつの時間か飛んで行ったのだろう。
無事、どこか棲みかとなる雑木林にたどり着いている事を願う。
2022年8月8日 埼玉県 コウチュウ目クワガタムシ科 コクワガタ
いつ飛んで来たのだろうかと。
とりあえず、家にお越しいただいて、お腹が空いたでしょうと昆虫ゼリーのオモテナシ。
初めは緊張して微動だにしなかったが、少ししてみると食べてくれていた。
さて翌日は朝が早いので、一番近い神社の雑木林に放しに行く時間が無い。
連泊も考えたがどこからかわからないがここまで飛んでこれたので、お腹いっぱい食べて朝になったらまた飛んでいけるだろうと食べ終わった深夜に玄関脇に。
翌朝見ると姿が無かったので、いつの時間か飛んで行ったのだろう。
無事、どこか棲みかとなる雑木林にたどり着いている事を願う。
2022年8月8日 埼玉県 コウチュウ目クワガタムシ科 コクワガタ
2022-08-10 21:51
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これが本物のアオカナブン [コウチュウ目]
オナガサナエを見つけた低山の道脇に2mほどのクヌギの実生があり、何かいないか見ていると根際の幹にカナブンたちが集まり餌場をめぐって争っていた。
その中に、緑色が奇麗な個体がいた。
これはひょっとして!と捕まえて見ると、やはり「アオカナブン」だった。
アオカナブンは山地性で、低地や丘陵地で見られる緑色のカナブンはほぼすべてがカナブンの緑色型だ。
fieldでも緑色の個体を見るとこれはと毎回確認してきたが、この15年アオカナブンには出会っていない。
本来は自然の姿を撮りたいのだが、樹液が出ているのは下草の中でそこに放しても撮ることが出来ず飛ばれる可能性が大なので断念して持ち帰った。
帰ってフラッシュ撮影したが褐色が目立って期待した色が出ないので、フラッシュ無しで撮って見た。
するとうんうん、なかなかいい色が出た。
ただシャッタースピードが遅いので動かれるとぶれてしまう。
ところが捕まえてからさんざん飛び回っていたのが、この時だけは神妙にしてくれていたのが有難い。
最初は警戒してか触角を収めていたが、伸ばしたところを撮りたく粘った。
いつまた動き出すかとあせってちょっと構図がずれてしまったのはしょうがないか。
カナブンの緑色型とアオカナブンは慣れれば色と体形で識別できる。
アオカナブンの方が鮮やかな緑色で後翅がほっそりとしている。
確実に見分けるには後脚付け根がくっついているのがアオカナブンで離れているのがカナブンの緑色型だ。
くっついているアオカナブン。
こちらは以前にfieldでアオカナブンかと期待したカナブンの緑色型。
緑色のカナブンを見つけたら、是非ここを確認して欲しい。
低地や丘陵地で後脚の付け根がくっついている緑色のカナブンを見つけたらそれはとてもレアなアオカナブンだ。
このアオカナブンと先日のヒシバッタの一種は、今日元いた場所にリリースしてきた。
2022年7月29日 埼玉県飯能市 コウチュウ目コガネムシ科 アオカナブン、カナブン
その中に、緑色が奇麗な個体がいた。
これはひょっとして!と捕まえて見ると、やはり「アオカナブン」だった。
アオカナブンは山地性で、低地や丘陵地で見られる緑色のカナブンはほぼすべてがカナブンの緑色型だ。
fieldでも緑色の個体を見るとこれはと毎回確認してきたが、この15年アオカナブンには出会っていない。
本来は自然の姿を撮りたいのだが、樹液が出ているのは下草の中でそこに放しても撮ることが出来ず飛ばれる可能性が大なので断念して持ち帰った。
帰ってフラッシュ撮影したが褐色が目立って期待した色が出ないので、フラッシュ無しで撮って見た。
するとうんうん、なかなかいい色が出た。
ただシャッタースピードが遅いので動かれるとぶれてしまう。
ところが捕まえてからさんざん飛び回っていたのが、この時だけは神妙にしてくれていたのが有難い。
最初は警戒してか触角を収めていたが、伸ばしたところを撮りたく粘った。
いつまた動き出すかとあせってちょっと構図がずれてしまったのはしょうがないか。
カナブンの緑色型とアオカナブンは慣れれば色と体形で識別できる。
アオカナブンの方が鮮やかな緑色で後翅がほっそりとしている。
確実に見分けるには後脚付け根がくっついているのがアオカナブンで離れているのがカナブンの緑色型だ。
くっついているアオカナブン。
こちらは以前にfieldでアオカナブンかと期待したカナブンの緑色型。
緑色のカナブンを見つけたら、是非ここを確認して欲しい。
低地や丘陵地で後脚の付け根がくっついている緑色のカナブンを見つけたらそれはとてもレアなアオカナブンだ。
このアオカナブンと先日のヒシバッタの一種は、今日元いた場所にリリースしてきた。
2022年7月29日 埼玉県飯能市 コウチュウ目コガネムシ科 アオカナブン、カナブン
2022-08-02 20:11
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あちこちにマメコガネ [コウチュウ目]
コナラの低い枝から鮮やかな黄色い蛾が目の前を横切ってアズマネザサの葉上にとまった。
ウコンカギバまたはヒメウコンカギバのどちらかだ。
両種は外見から判断が難しいと言われている。
田んぼの脇には夏型の「キタテハ」がいた。
夏型は少しくすんだオレンジ色で黒色部が多く、個人的には秋型の方が好みだ。
あちこちの色々な葉に穴をあけているのは「マメコガネ」だち。
農家にとっては害虫だが、まぁここでは誰かが被害を被るわけでもない。まぁ植物はたまったものではないだろうが。
近付くと警戒してか上のオスが後ろ脚をピーンと伸ばした。
考えるにこうすることで鳥などの外敵に襲われても足が邪魔になり食べられないで済むということかもしれない。
調べたわけではないので他に理由があるのかも。
2022年7月23日 東京都 チョウ目カギバガ科 ウコンカギバまたはヒメウコンカギバ、タテハチョウ科 キタテハ、コウチュウ目コガネムシ科 マメコガネ
ウコンカギバまたはヒメウコンカギバのどちらかだ。
両種は外見から判断が難しいと言われている。
田んぼの脇には夏型の「キタテハ」がいた。
夏型は少しくすんだオレンジ色で黒色部が多く、個人的には秋型の方が好みだ。
あちこちの色々な葉に穴をあけているのは「マメコガネ」だち。
農家にとっては害虫だが、まぁここでは誰かが被害を被るわけでもない。まぁ植物はたまったものではないだろうが。
近付くと警戒してか上のオスが後ろ脚をピーンと伸ばした。
考えるにこうすることで鳥などの外敵に襲われても足が邪魔になり食べられないで済むということかもしれない。
調べたわけではないので他に理由があるのかも。
2022年7月23日 東京都 チョウ目カギバガ科 ウコンカギバまたはヒメウコンカギバ、タテハチョウ科 キタテハ、コウチュウ目コガネムシ科 マメコガネ
2022-07-24 22:05
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神社境内のエリザハンミョウ [コウチュウ目]
ノコギリクワガタを放しに行ったついでと言っては何だが、今年もいるか?「エリザハンミョウ」を探してみた。
早々、さっと飛んだハンミョウがいたが、残念ながら「トウキョウヒメハンミョウ」だった。
メスの背中に乗ったオスが大きな顎でメスをしっかり咥えていた。
トウキョウヒメハンミョウはエリザより小さく色が黒っぽいので見慣れると簡単に識別できる。
すぐにお目当てのエリザが見つかった。
歩くとあちこちから飛んで着地するが、敏感で近寄らせてくれない。
普段はひっそりとした神社だが、この日は休日だからか?
調べると所沢では7月にお盆を行うところもあるようで参拝者が後を絶たなかった。
カメラを持って地面に這いつくばり歩き回っているので、何を撮っているのかと尋ねられた。
まぁまずそんな輩はいないであろうから。
エリザハンミョウは本来河原や海岸、湿った砂地に生息している。
いくつかの都道府県ではレッドリストに記載されている希少種だが、なぜ内陸の小さな神社の境内にいるのだろうか。以前から不思議に思っているがわからないでいる。
名のエリザとはいかにも外国のご婦人の名前で、調べて見ると昆虫採集が趣味だった函館のロシア領事館の初代領事ヨシフ・ゴシュケビッチご夫妻のご夫人への献名との記事があった。夫妻は採集した様々な昆虫標本をロシア軍ビクトル・モチュルスキー大佐に送っていたとの事でこの大佐から献名されたのかもしれない。
(出展:朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/area/tottori/articles/MTW20190509320950001.html)
少し前の図鑑ではヒメハンミョウの名前で記載されている。
すぐ近くには「アカボシゴマダラ」の翅が落ちていた。
鳥に襲われたのだろうか?
2022年7月18日 埼玉県 コウチュウ目ハンミョウ科 トウキョウヒメハンミョウ、エリザハンミョウ、チョウ目タテハチョウ科 アカボシゴマダラ
早々、さっと飛んだハンミョウがいたが、残念ながら「トウキョウヒメハンミョウ」だった。
メスの背中に乗ったオスが大きな顎でメスをしっかり咥えていた。
トウキョウヒメハンミョウはエリザより小さく色が黒っぽいので見慣れると簡単に識別できる。
すぐにお目当てのエリザが見つかった。
歩くとあちこちから飛んで着地するが、敏感で近寄らせてくれない。
普段はひっそりとした神社だが、この日は休日だからか?
調べると所沢では7月にお盆を行うところもあるようで参拝者が後を絶たなかった。
カメラを持って地面に這いつくばり歩き回っているので、何を撮っているのかと尋ねられた。
まぁまずそんな輩はいないであろうから。
エリザハンミョウは本来河原や海岸、湿った砂地に生息している。
いくつかの都道府県ではレッドリストに記載されている希少種だが、なぜ内陸の小さな神社の境内にいるのだろうか。以前から不思議に思っているがわからないでいる。
名のエリザとはいかにも外国のご婦人の名前で、調べて見ると昆虫採集が趣味だった函館のロシア領事館の初代領事ヨシフ・ゴシュケビッチご夫妻のご夫人への献名との記事があった。夫妻は採集した様々な昆虫標本をロシア軍ビクトル・モチュルスキー大佐に送っていたとの事でこの大佐から献名されたのかもしれない。
(出展:朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/area/tottori/articles/MTW20190509320950001.html)
少し前の図鑑ではヒメハンミョウの名前で記載されている。
すぐ近くには「アカボシゴマダラ」の翅が落ちていた。
鳥に襲われたのだろうか?
2022年7月18日 埼玉県 コウチュウ目ハンミョウ科 トウキョウヒメハンミョウ、エリザハンミョウ、チョウ目タテハチョウ科 アカボシゴマダラ
2022-07-19 19:29
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我が家の夜の来訪者 [コウチュウ目]
一昨日の朝、玄関の扉を開けると足元にいた凄く大きく立派な顎の「ノコギリクワガタ」のオス。
夜にかなり激しい雨が降ったのだが、そんな中廊下の灯りに飛んで来たのだろう。
今年初見のクワガタが、こんな大きなノコとは何て嬉しい!
出掛けるので虫かごに入れて、昆虫ゼリーを入れておいた。
昨日、ようやく撮影会。
ゼリーをかなり食べていて、すごく元気が良い。
掴もうとすると大顎を振りかざし、これに挟まれるとすごく痛いだろうとかなり気を使った。
体の赤味が強く大顎は湾曲してカーブを描き、身体や大顎が大きい個体は子供の頃水牛と呼んでいたがまさにそれのトップクラス。
過去見たもののtop3に入る大物だ。
一体どこで発生して飛んで来たのだろうかちょっと考えてみた。
周りにある林で最も近いのは直線距離で約400mの毎年初詣に行く神社の林。
そこの可能性が最も高いと思われる。
大きさを測ったら大顎先端からお尻の先までで6.5㎝あった。
挟まれないように終始気を付けていたが、最後の最後にやられてしまい今も内出血している・・・
明日、神社の林に放しに行こう。
2022年7月14日 埼玉県 コウチュウ目クワガタムシ科 ノコギリクワガタ
夜にかなり激しい雨が降ったのだが、そんな中廊下の灯りに飛んで来たのだろう。
今年初見のクワガタが、こんな大きなノコとは何て嬉しい!
出掛けるので虫かごに入れて、昆虫ゼリーを入れておいた。
昨日、ようやく撮影会。
ゼリーをかなり食べていて、すごく元気が良い。
掴もうとすると大顎を振りかざし、これに挟まれるとすごく痛いだろうとかなり気を使った。
体の赤味が強く大顎は湾曲してカーブを描き、身体や大顎が大きい個体は子供の頃水牛と呼んでいたがまさにそれのトップクラス。
過去見たもののtop3に入る大物だ。
一体どこで発生して飛んで来たのだろうかちょっと考えてみた。
周りにある林で最も近いのは直線距離で約400mの毎年初詣に行く神社の林。
そこの可能性が最も高いと思われる。
大きさを測ったら大顎先端からお尻の先までで6.5㎝あった。
挟まれないように終始気を付けていたが、最後の最後にやられてしまい今も内出血している・・・
明日、神社の林に放しに行こう。
2022年7月14日 埼玉県 コウチュウ目クワガタムシ科 ノコギリクワガタ
2022-07-15 20:02
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初見 アオカミキリ [コウチュウ目]
先日、埼玉県小鹿野町で足元に飛んで来た緑色に輝く美しいカミキリムシ。
とても奇麗で初めて見たのでお持ち帰りした。
帰って水や昆虫ゼリーを与えるとすぐに食べ始めた。
家で撮ってみた。
昔よく似たアカアシオオアオカミキリを見たことがあるが、それとは違った。
調べると似た種にアオカミキリ、オオアオカミキリ、アカアシオオアオカミキリの3種がいた。
触角や脚の長さ、触角基部の形状などからたぶん「アオカミキリ」。
幼虫はカエデ類の生木を食べ、成虫はクリ、リョウブやノリウツギの花に来るようだ(日本のカミキリムシハンドブック 文一総合出版)。
緑、赤、青など光の当たり具合で色が輝くのは、タマムシやハンミョウなどと同じ構造色なのだろう。
体を掃除しなかったので口元や脚に糸くずが付いているのはご愛敬。
埼玉県の全県評価ではNT1=準絶滅危惧1型に指定されている。
今日元いた場所の近くにリリースしてきた。
2022年7月10日 埼玉県(丘陵外) コウチュウ目カミキリムシ科 アオカミキリ
とても奇麗で初めて見たのでお持ち帰りした。
帰って水や昆虫ゼリーを与えるとすぐに食べ始めた。
家で撮ってみた。
昔よく似たアカアシオオアオカミキリを見たことがあるが、それとは違った。
調べると似た種にアオカミキリ、オオアオカミキリ、アカアシオオアオカミキリの3種がいた。
触角や脚の長さ、触角基部の形状などからたぶん「アオカミキリ」。
幼虫はカエデ類の生木を食べ、成虫はクリ、リョウブやノリウツギの花に来るようだ(日本のカミキリムシハンドブック 文一総合出版)。
緑、赤、青など光の当たり具合で色が輝くのは、タマムシやハンミョウなどと同じ構造色なのだろう。
体を掃除しなかったので口元や脚に糸くずが付いているのはご愛敬。
埼玉県の全県評価ではNT1=準絶滅危惧1型に指定されている。
今日元いた場所の近くにリリースしてきた。
2022年7月10日 埼玉県(丘陵外) コウチュウ目カミキリムシ科 アオカミキリ
2022-07-11 20:51
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竹とベニカミキリ [コウチュウ目]
里山の一角には必ずと言っていいほど竹林がある。
その昔、竹は食器や竹垣、七夕などの催事に使用していたので生活に必須だったようだ。
そんな竹に依存している虫が「ベニカミキリ」だ。
枯れた竹に産卵し幼虫は内部の材を食べて育つ。
この日竹林脇の葉の裏にとまっていた虫を見つけた。
葉の縁から足の爪が出ていたので気が付いた。
葉をひっくり返すとやはりベニカミキリだった。
少しピンクがかった紅色に胸の黒斑がなかなかお洒落なカミキリムシだ。
飛んで来て翅をたたみ切れていないのか?羽化不全なのか?
後翅が奇麗に収まっていなかった。
今が成虫の発生時期なので、是非竹林周りで探してみて欲しい!
2022年6月7日 東京都 コウチュウ目カミキリムシ科 ベニカミキリ
その昔、竹は食器や竹垣、七夕などの催事に使用していたので生活に必須だったようだ。
そんな竹に依存している虫が「ベニカミキリ」だ。
枯れた竹に産卵し幼虫は内部の材を食べて育つ。
この日竹林脇の葉の裏にとまっていた虫を見つけた。
葉の縁から足の爪が出ていたので気が付いた。
葉をひっくり返すとやはりベニカミキリだった。
少しピンクがかった紅色に胸の黒斑がなかなかお洒落なカミキリムシだ。
飛んで来て翅をたたみ切れていないのか?羽化不全なのか?
後翅が奇麗に収まっていなかった。
今が成虫の発生時期なので、是非竹林周りで探してみて欲しい!
2022年6月7日 東京都 コウチュウ目カミキリムシ科 ベニカミキリ
2022-06-09 20:52
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