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今年初見のカブクワたち [コウチュウ目]

先日、仕事でトイレを見に行ったら「カブトムシ」の立派なオスがひっくり返っていた。
死んでいるのかと触ると動いたので、近くのクヌギにとまらせた。
夜に灯りに来たのだろうが、ひっくり返ってどれくらいの間起き上がれないでいたのだろうか?
カブトムシ0610.JPG



















この日、別のトイレの入り口で「ノコギリクワガタ」のオスを見つけた。
子供の頃水牛と呼んでいた立派な大顎のある個体だが、片方が無い。
右側の顎も自ら自由に動かせないようで、どうしてこんな状態になったのか?
ここでは踏まれるので近くのコナラに移動させた。
ノコギリクワガタ0610.JPG



















そして今日、最初のカブトムシがいたトイレの横で職場の同僚が地面にコクワガタのメスがいると教えてくれた。
見ると赤く艶やかな「ノコギリクワガタ」のメスだった。
雨で水を纏っているのもあるが、それはそれは美しかった!

一昨日、玄関に「コクワガタ」のメスがいた。
折角なので家にお招きして、残り最後のゼリーを召し上がっていただいた。
すると、今日帰ってもまだゼリーに顔を突っ込んでいた。
一体どれだけ~ お腹が空いていたのだろう。
写真を撮ったら、近くの神社に放してこよう(^^♪
このコクワのメスは次回に。
ノコギリクワガタ0615.JPG



















2023年6月10,15日 東京都、埼玉県 コウチュウ目コガネムシ科 カブトムシ、クワガタムシ科 ノコギリクワガタ

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赤 黄 青のカミキリムシ+モドキ [コウチュウ目]

関東地方も今日いよいよ梅雨入りしたようだ。
午前中青空が出ていたので久しぶりにfieldに行くと、クリの花が咲いて独特な香りが漂っていた。
花を見ていると高所の赤が目にとまった。
毎年、クリの花の常連の赤い「ベニカミキリ」。
幼虫は竹の内部を食べて育つので近くの竹林で発生したのだろう。
ベニカミキリ0608.JPG



















目の高さの花にはこちらも常連の黄色い「キイロトラカミキリ」がいた。
黄色地に黒の模様が美しい!
交尾をしたものなど5頭ほどが同じ枝にいて動き回っていたが、中でもこの個体は食べるのに夢中で比較的撮りやすかった。
キイロトラカミキリ0608.JPG



















クリの隣にあるオニグルミの葉裏を見ていると青いのがいた。
自然界の青は緑を指すことが多い。
一見カミキリムシのようだがそっくりさんで、カミキリモドキ科に属する「アオカミキリモドキ」。
この仲間は危険を感じると後ろ脚の関節から毒を出し、触れると痛みを伴う水膨れになるので注意が必要。
これに似た種にカトウカミキリモドキがいるが、身体が大きく脚全体がオレンジ色でアオカミキリモドキは脚の脛節から先が黒いので区別できる。
中学生の頃、この仲間のツマグロカミキリモドキを肘の内側に置いて思いっきり腕を曲げて水ぶくれが出来なければ勝ちというゲームが流行ったのが思い出される。今ではとてもやる勇気はない。
アオカミキリモドキ0608.JPG





























2023年6月8日 東京都 コウチュウ目カミキリムシ科 ベニカミキリ、キイロトラカミキリ、カミキリモドキ科 アオカミキリモドキ

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コンビニの先客は コクワガタ [コウチュウ目]

朝出勤途中に峠のコンビニへ寄った。
駐車場は比較的空いていたが、入ってすぐ足元に先客がいた。
絨毯の上を歩く「コクワガタ」のオス。
このままコンビニに入っても踏まれる可能性が高いので、とりあえず捕獲してコンビニ脇林縁のコナラの葉上へ避難させた。
今シーズン、メスは見ていたがオスは初認。
なかなかいいサイズの立派な個体だった。
コクワガタ0530-1.JPG



















昨晩灯りに来たのだろうか?
とても元気で葉の上を歩き回っていた。
コクワガタ0530-2.JPG



















10年使っているコンデジがいよいよ具合が悪い。
オートで撮ってもかなりの露出オーバー、JPEGなので後の補正がなかなか難しいうえ、マクロでピントが合わなくなってきた。そろそろ替え時なのだろうが、今の台所事情は厳しい。
何とか今年中には買い替えたいなぁ。
コクワガタ0530-3.JPG



















2023年5月30日 東京都 コウチュウ目クワガタムシ科 コクワガタ

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ビロウドカミキリかニセか? [コウチュウ目]

秩父のダム湖のほとりで飛んで来て車にとまったカミキリムシ。
カミキリムシは久しぶりに見るなぁと、お持ち帰りの容器に入れた。
が、またここに返しに来るのはいつになるかわからないので草にとまらせて撮った。
ビロードカミキリ0529-1.JPG



















一見、「ビロウドカミキリ」か?
ビロウドカミキリは丘陵のfieldでも過去数回見たことがある。
ビロードカミキリ0529-2.JPG



















しかしそっくりさんのニセビロウドカミキリというのもいる。
触角の長さや太さが異なるらしい。
その点を考慮して、たぶん「ビロウドカミキリ」としたがどうだろうか・・・
ビロードカミキリ0529-3.JPG



















2023年5月29日 埼玉県(丘陵外) コウチュウ目カミキリムシ科 ビロウドカミキリ

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たぶん ムネアカオオトビハムシ [コウチュウ目]

先日、埼玉県の荒川河川敷のアブラナ科で見つけたハムシ。
青緑色の翅の輝きが美しく、胸のオレンジ色が映えていた。
ムナキルリハムシかと思ったが、撮った写真をよく見ると違うようだ。
後ろ脚が太いのでトビハムシの仲間か。
ムネアカオオトビハムシ0526-1.JPG



















netで色々調べて見たが、外見で近いのは「ムネアカオオトビハムシ」。
詳しい文献が手元にないので、確定は出来なかった。
それにしても、名前はどうであれ美しいハムシだった!
ムネアカオオトビハムシ0526-3.JPG



















同じアブラナ科の種子に複数見られたのは恐らく「ナガメ」の幼虫たち。
ここには希少種のヒメナガメがいるが、成虫は見られず近くにナガメの成虫がいたのでたぶんナガメの幼虫でいいだろう。
ナガメ0526.JPG



















この近くにいた「モンキクロカスミカメ」。
ここではたくさん見られたが、my fieldではあまり見たことが無いが普通種のようだ。
深度合成できるカメラなら頭部にもピントが合うのだろうが・・・
モンキクロカスミカメ0526.JPG



















2023年5月26日 埼玉県(丘陵外) コウチュウ目ハムシ科 ムネアカオオトビハムシ?、カメムシ目カメムシ科 ナガメ、カスミカメムシ科 モンキクロカスミカメ

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ガマズミの花にクロハナムグリ [コウチュウ目]

小川沿いで「ノアザミ」が咲いていた。
毎年ここで花が見られるが、年々花の数が増えている。
ノアザミ0518.JPG



















林縁のガマズミの花に来ていた「クロハナムグリ」。
黒い体に背中のクリーム色の模様が鮮やかだ。
クロハナムグリ0518-1.JPG



















名の通り花の中に潜って花粉を食べていた。
クロハナムグリ0518-2.JPG



















体がとても奇麗なので新成虫なのだろう。
ここのガマズミの花にはいくつものクロハナムグリが来ていたが、よく見かけるコアオハナムグリは見られなかった。
クロハナムグリ0518-3.JPG



















川沿いでイチモンジの白い隠れ帯が目立つ網を張っていた「コガネグモ」の仲間。
腹側しか見えなかったので種はわからないがここで多く見られる「チュウガタコガネグモ」なのだろうか?
コガネグモの仲間0518.JPG



















2023年5月18日 東京都 マツムシソウ目ガマズミ科 ガマズミ、コウチュウ目コガネムシ科 クロハナムグリ、クモ目コガネグモ科 チュウガタコガネグモ?

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クワの木でハラグロオオテントウの幼虫 [コウチュウ目]

クワの木は色々な虫が集まる木。
そろそろクワカミキリいないかなぁと見ていると、葉を歩く大きなテントウムシの仲間の幼虫が目に付いた。
ハラグロオオテントウ0518-1.JPG



















デカイ!
クワの木にいてこれほど大きなテントウムシの幼虫はあれしかいない!
日本三大テントウムシの一種、「ハラグロオオテントウ」だ。
温暖化の影響で北に生息域を広げているといわれ、確かに以前見られなかったのがあちこちで見られるようになった。この幼虫はクワに付くクワキジラミの幼虫を捕食する。
ハラグロオオテントウ0518-2.JPG



















クワの木でもクワキジラミが付いているのは限定的。
それを食べるのだからハラグロ幼虫も当然その周りに限定的にいる。
クワキジラミの幼虫にとってはまるで大きな怪獣がのっしのっしと歩いてきて仲間たちを食べていくのだからさぞかし恐ろしいだろう。遅い歩みではあっという間に追いつかれてしまう。
クワキジラミの幼虫はお尻からろう物質を出しているが、これを食べる怪獣の体はこのろう物質を纏っていた。
ハラグロオオテントウ0518-3.JPG



















これだけいてもあっという間に壊滅してしまうだろう。
クワキジラミたちにとってはまさに驚異の怪獣だ!
クワキジラミ0518.JPG



















2023年5月18日 東京都 コウチュウ目テントウムシ科 ハラグロオオテントウ、カメムシ目キジラミ科 クワキジラミ

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クリの葉裏に コイチャコガネ [コウチュウ目]

クリが花序を伸ばしてもう少しで咲きそう!
これが咲き始めると様々な虫たちが集まる五つ星のレストランのOPENだ。
クリ0518.JPG



















とりあえず何かいないか目の高さの枝の葉裏を探して見たが見つからない。
さらに高い場所を見ていると、かなり高所にいたのは「コイチャコガネ」。

コイチャコガネ0518-1.JPG



















別の場所には交尾体制のたぶんオスメス。
でもこれも高くってよく見えなかった。
コイチャコガネ0518-2.JPG



















おおっ!
近くの葉で見つけたのはシマサシガメに襲われていた。
シマサシガメがひつこくまとわりついていたが、まだ口吻は刺されていないようだった。
顛末を見ようと思った瞬間、ああっ!
2匹とも下草の中に落ちてしまった。
コイチャコガネは無事逃げられただろうか?
コイチャコガネ0518-3.JPG



















クリの横にあるオニグルミも見て見ると、こちらも高所でエイリアンのような恐らく「バイバラシロシャチホコ」と思われる幼虫がいた。
数枚撮った後、液晶ファインダーでどれもピントバッチリと確認したのだが、帰ってパソコンで見るとダメダメでがっくり。まぁ、しょうがないので・・・。
この日は他にも、以前ならOKと思ったものが思い通りに撮れておらず、かなりへこんだのだった。
バイバラシロシャチホコ0518.JPG



















2023年5月18日 東京都 コウチュウ目コガネムシ科 コイチャコガネ、カメムシ目サシガメ科 シマサシガメ、チョウ目シャチホコガ科 バイバラシロシャチホコ

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久しぶり エゴシギゾウムシ [コウチュウ目]

先日、エゴノキの下で同僚が見つけた「エゴシギゾウムシ」。

名の通りエゴノキの実に産卵する。
ゾウムシの中でも好きな種で、毎年探しているが見つからず何年ぶりだろうか?
ちょっとお持ち帰りした。

正面から。
エゴシギゾウムシ0425-1.JPG



















横から。
こんなアザラシがいたような・・・
エゴシギゾウムシ0425-2.JPG



















上から。
今まで見たのは黒っぽい体だったが、今回のは褐色。
netで調べると羽化して間もない個体は褐色との記事があった。
信憑性は定かではないが、確かにエゴの花はこれから開花で産卵する実が実るのはもう少し先だ。
エゴシギゾウムシ0425-3.JPG



















撮影を済ませて野に放しに行って来た。
ホストのエゴノキの葉上で一枚。

やはり、自然の中での写真はいいなぁ。
エゴシギゾウムシ0425-4.JPG



















2023年4月25日 東京都 コウチュウ目ゾウムシ科 エゴシギゾウムシ

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まだ頑張っていた! キボシカミキリ [コウチュウ目]

今日もヤツデの葉をめくっていたら、葉表に何だか大きなものがいた。
葉裏の小さいものばかり見ているので、この存在感はなかなかだった!
キボシカミキリ1213-1.JPG



















いたのは比較的寒さには強いと思われる「キボシカミキリ」のオス。
周りに食樹のクワやヒメコウゾなどクワの仲間は無かった。
キボシカミキリ1213-2.JPG



















死んでいるのかと触って見たら、足が動いてまだ生きていた!
役割は既に果たしたか?
キボシカミキリ1213-3.JPG



















日陰の「イロハモミジ」がようやく紅葉してとても美しい。
キボシカミキリと共にあともう少しの輝き。

アニソン水木の兄貴や蛾次郎、志垣太郎も亡くなってほんとに昭和が遠ざかっていく。
この冬はなんだか寂しいなぁ・・・
イロハモミジ1213.JPG





























2022年12月13日 東京都 コウチュウ目カミキリムシ科 キボシカミキリ、ムクロジ目ムクロジ科 イロハモミジ

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