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10月末に出会った生きものたち [季節]

林縁を歩いていると足元にぴょんと飛び出てきたのは大きな「ニホンアカガエル」のメスだった。
体も大きいがお腹も大きくてびっくり。
ニホンアカガエル1029-1.JPG



















この時期こんなにお腹が大きくて大丈夫なの?
卵で一杯だと思うのだが、産卵は早春でまだ先だ。この数日の気候が早春のようだったので間違えたのだろうか?
この後、小川に向かって飛び跳ねていった。
ニホンアカガエル1029-2.JPG



















ビオトープでは「オオニガナ」が花盛り。
ホウジャクの仲間がしきりに蜜を吸っていた。
何も考えずに撮ったので、シャッタースピードが遅かった・・・
ホウジャクの仲間1029.JPG



















実生から育ったであろう5m近くある大きな「サンショウ」の木。
赤い実が裂開して中から黒い種子が顔を覗かせていた。
山椒は小粒でもぴりりと辛いと言われるように、以前この黒い種子を齧ったらまさしくその通りだった。
サンショウ1029.JPG



















草地では頭からお尻まで赤く色付いた「ミヤマアカネ」のオスがあちこちに飛んでいた。
翅の赤い支脈や縁紋が本当に美しかった。
ミヤマアカネ1029.JPG



















この時期まで見られるのかと思った「オオチャバネセセリ」。
数個体見られたので、稀な事でもないような。
オオチャバネセセリ1029.JPG



















ススキの根元に翅の傷んだ「オオカマキリ」のメス。
すぐ横に卵塊もあったが、このメスが産んだのかはわからない。

この日からもう半月が経とうとしている。
昨日、今日とまるで冬のような気候となったが、それぞれどうしているだろう?
既に命を全うしたものもいるだろうな。
オオカマキリ1029.JPG



















2023年10月29日 東京都 無尾目アカガエル科 ニホンアカガエル、チョウ目スズメガ科 ホウジャクsp.、セセリチョウ科 オオチャバネセセリ、トンボ目トンボ科 ミヤマアカネ、カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ

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