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ヤツデの葉裏に ヒゲナガサシガメの幼虫 [カメムシ目]

寒さが増していよいよ普通に歩いていては虫が見つからなくなった。
こんな時はヤツデ詣で。
道沿いのヤツデの葉を片っ端からひっくり返して覗いてみる。
ヤツデの葉の神経衰弱だ。
見つかったのは常連の「ヒゲナガサシガメ」の幼虫。
ヒゲナガサシガメ1219.JPG



















すぐ近くのヤツデでは触角を除いた体の大きさが5mmほどの小さな幼虫がいた。
とにかく小さい。
このヤツデでは他にもっと大きな3個体が見つかり、この冬は例年に比べて見つかる数が多いようだ。
幼虫での越冬期はヤツデの葉裏で見られるが、成虫を見るのは稀。
冬以外ヤツデの葉裏をチェックしていないからだろうか?
ヒゲナガサシガメ1220.JPG



















12月7日に見つけたアカマツの樹名板裏の「カメノコテントウ」はいなくなっていた。
はて、自ら移動したのだろうか?
すぐ近くのオニグルミの木の樹名板が無くなっていた。
探すと木の根元に落ちていた。
外力が加わらないと落ちないので、きっと誰かがめくって落としたに違いない。
樹名板の裏を見るのはいいが、万一外れたら元に戻すか自分で出来なければ公園の管理所に届けて欲しいものだ。
拾って裏をめくるとなんとカメノコテントウが。
アカマツの樹名板裏にいた個体と背中の模様を精査したら別個体だった。
そこでは寒いだろうと、元の位置に付け直しておいた。
無事冬を越せるといいな。
カメノコテントウ1220.JPG



















2021年12月19,20,21日 東京都 カメムシ目サシガメ科 ヒゲナガサシガメ、コウチュウ目テントウムシ科 カメノコテントウ

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