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マユミの枝先で ミノウスバの卵塊 [チョウ目]

冬の始まりから定点観察している「コミミズク」の幼虫は、まだ枝先の同じ場所でじっとしている。
もう少しの辛抱だ。
コミミズク0220_1.jpg



















そろそろあの卵が孵化しているかも と見に行った。
マユミの枝先の「ミノウスバ」の卵だ。
芽吹きとほぼ同時に孵化して幼虫たちは新葉を食べて育つ。
先述のホタルガと同じマダラガ科で幼虫の姿も色は違えど似ているのだ。
ミノウスバ0220.JPG



















卵を見てみると中には幼虫の体が出来上がっている様子で、卵の殻が浮いているのがわかる。
数日で孵化すると思われ、そうなればマユミの新芽は丸坊主にされるのもちょっと可哀そうな気がするがどうしようもない。
ミノウスバ0220-1_1.jpg



















アラカシの葉裏ではクモの糸に掛かってぶら下がって息絶えたフユシャクのメスがいた。
どんな状況でこんな風になったのか想像がつかない。
メスのお尻に見える緑色の卵は残念だが、この状況では恐らく育つことがないと思われる。
厳しい世界だ・・・。
フユシャク0220_1.jpg



















2020年2月20日 東京都 カメムシ目ヨコバイ科 コミミズク、チョウ目マダラガ科 ミノウスバ

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