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ハゴロモ三兄弟+はとこ 現る [カメムシ目]

何かいないかと林縁の植物を見ているとクワの木にいた「ベッコウハゴロモ」。
大きさは1cmほどだがセミに近い仲間で、注射器のような口で植物の汁を吸うところはまさしくセミのようだ。
ベッコウハゴロモ0803_1.jpg



















ベッコウハゴロモには大きさも同じくらいのよく似た三兄弟がいる。
ベッコウが長男とすれば翅が透き通っていてそれが名前となった次男の「スケバハゴロモ」。
スケバハゴロモ0803_1.jpg



















翅の縁中央に白斑がある三男の「アミガサハゴロモ」。
見た目は最も地味である。
この3種は頭と前胸背だけ見れば区別がつかないくらいにほんとによく似ている。
どれが長男で二男、三男かは皆さんの主観で!
アミガサハゴロモ0803_1.jpg



















三兄弟の仲間で、見た目も異なる事からいとこにあたるか?という「アオバハゴロモ」もよく見かけるようになった。
ハトという別名もあることから'はとこ'かもしれない・・・。
毎年それぞれの名前を思い出すのに一苦労し、幼虫時代も似ているのでややこしい仲間たちだ。
アオバハゴロモ0803_1.jpg



















2017年8月3日 東京都 カメムシ目ハゴロモ科 ベッコウハゴロモ、スケバハゴロモ、アミガサハゴロモ、アオバハゴロモ

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ぜふ

スケバハゴロモがご無沙汰です。涼しげでいいですよね。
”ハト”という呼び名は知りませんでした・・なるほどですね^^
by ぜふ (2017-08-09 07:51) 

hirokou

ぜふさん コメントありがとうございます。
透明な翅は、涼しげで美しくいいですね!
呼び名は地方によっていろいろあるかもしれません。
by hirokou (2017-08-10 20:23) 

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