ウグイスカグラにやって来るヒメハナバチ [ハチ目]
今日は24節気の穀雨、第十六候の葭始生(あしはじめてしょうず)。
確かに湿地では葦が茎を伸ばし始めた。
昔の人はよく季節を読んだものだ。
今の時期、長らく花を咲かせていたウグイスカグラは花を終え小さな実が目立ち始めた。
僅かに残った花に頭を突っ込んでいる小さなハチを見つけた。
脚には盛りだくさんの花粉団子をこさえていた。
ウグイスカグラ専門の訪花昆虫がいるのを知ったのは何年前だろうか?
仕事で公園を回っていて、ウグイスカグラで若い男性が何かしているのを見つけた。
何をしているか尋ねると、彼は学生で大学でウグイスカグラの花とやって来るハチの研究をしているとぶっきらぼうに答えた。何とも愛想が無かったが、まぁ、彼に愛想は必要がないのだろうと思った。
そこで初めてこの花を専門に訪れるハチがいることを知ったのだった。
確かに湿地では葦が茎を伸ばし始めた。
昔の人はよく季節を読んだものだ。
今の時期、長らく花を咲かせていたウグイスカグラは花を終え小さな実が目立ち始めた。
僅かに残った花に頭を突っ込んでいる小さなハチを見つけた。
脚には盛りだくさんの花粉団子をこさえていた。
ウグイスカグラ専門の訪花昆虫がいるのを知ったのは何年前だろうか?
仕事で公園を回っていて、ウグイスカグラで若い男性が何かしているのを見つけた。
何をしているか尋ねると、彼は学生で大学でウグイスカグラの花とやって来るハチの研究をしているとぶっきらぼうに答えた。何とも愛想が無かったが、まぁ、彼に愛想は必要がないのだろうと思った。
そこで初めてこの花を専門に訪れるハチがいることを知ったのだった。
昨年職場に新人がやって来た。
どこかで見たことがあるなぁと記憶を紐解いて、あの時の無愛想な若者だと思いだした。
一緒に仕事をして思ったのは、無愛想なのではなく不器用なのだと。
彼はこの春職場を去って行ったが、ウグイスカグラに来るこのハチを見るたびに思い出すに違いない。
我が家にハチの専門図鑑が無いのでWEBで調べると「ウグイスカグラヒメハナバチ(コガタホオナガヒメハナバチ
2017-04-20 20:40
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コメント(4)
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いいエピソードですね。
しかしヴイスカグラとはまたニッチですね。
by ぜふ (2017-04-21 21:56)
ぜふさん コメントありがとうございます。
ある花に限定して訪花するハチが他にもいるようで、リスクは大きいですがメリットもあるのでしょうね。
by hirokou (2017-04-21 22:55)
またハチでヒットしてしまいました。先日、入生田の博物館に持って行って同定してもらったヒメハナバチが「コガタホオナガヒメハナバチ」でウグイスカグラ専門と教えて頂きました。同定して頂いたのは、渡辺学芸員の師匠先生にです。別名ウグイスカグラヒメハナバチとも言っておられました。人のつながりも面白いですね。
by きょうまさ (2017-04-24 18:05)
きょうまささん コメントありがとうございます。
名前だけでも誰だかすぐにわかりましたよ(^^)
私の方は、標本が完成したと思ったのですが、見たら♂2頭のお尻が取れてしまっていました。何かの振動で落ちてしまったのでしょうね。
かなり苦労して針を刺したのでショックのまま、頑張って再び作りますがこれは自分で持ち込まないと人任せでは危険ですね。
by hirokou (2017-04-24 20:12)