あの場所で再び クロコノマチョウ [チョウ目]
もう5年以上前、ある場所のジュズダマでクロコノマチョウが多く発生してとても楽しませてくれた。
その後、毎年楽しみにしていたがジュズダマが刈られてほとんど見られなくなってしまった。
それでもちょこちょこ足を運んできたのだが、先日久しぶりに訪れるとあちこちでジュズダマが花や実を付けていた。
おぉっ、ひょっとしてと食痕を探すと、いたいた、終齢に近い幼虫だ。
こちらでは、少し小さい幼虫も。
幼虫たちを撮影していると、ふっと黒い影が葉裏に舞い降りた。
ラッキーなことに、メスのクロコノマチョウだった。
この日は今にも雨が降り出しそうな天候で、時間は15時、あたりも暗くなっていた。
見ているとお尻を葉に付けて産卵を始めた。
約30分後、葉裏には9個もの卵が産み付けられた。
単純に計算すれば3分に1個のペース。
果たしてこの後、いくつの卵を産み付けたのか?
見届けることは出来なかった。
数年、食草がなくなってもこうして戻ってくるのは、どこかで命を繋いできたのだろう。
また、近いうちに見に行ってみようと思う。
2016年9月21日 埼玉県
チョウ目タテハチョウ科 クロコノマチョウ CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX
2016-09-25 20:31
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コメント(2)
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途絶えてなくてよかったですね♪
夏型のママですね。
by ぜふ (2016-09-27 07:18)
ぜふさん コメントありがとうございます。
本当に!
どこかでこのチャンスを待っていたのでしょうか?
クロコノマの産卵するイネ科は、水辺近くの環境のものが多いように思います。何か要因があるのでしょうかね?
by hirokou (2016-09-27 20:33)