アカボシゴマダラ 下草に産卵する [チョウ目]
小さなエノキの周りをアカボシゴマダラが旋回していた。
産卵するのだろうと見ていると、葉上にとまった。
黒地に白、後ろ翅の赤斑のコントラストがとても美しい。
見ていると葉裏にお尻を付けて産卵行動を行った。
お尻を離した葉には緑色の卵が産み付けられていた。
この後、茎をたどってどんどん下へ降りて行き、いくつかの下草のササの根元にお尻を付けていた。
込み入った下草の中なので、本当に産卵したのか卵の確認は出来なかった。
食草の近くとはいえこのような食草でない植物に産卵行動をとったのは初めて見た。
もし産卵していたなら、孵化した幼虫は自力で食草まで辿り着かなければならない。
何故こんなところにと不思議に思う行動だった。
2016年9月17日 東京都
チョウ目タテハチョウ科 アカボシゴマダラ CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX
2016-09-24 20:27
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コメント(2)
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不可思議な行動ですね。 へ~としか言えないです^^
by ぜふ (2016-09-24 21:38)
ぜふさんコメントありがとうございます。
じっくり見ていると、身近な虫でもまだまだ分からない事が多いですね。
楽しいです(^^)
by hirokou (2016-09-25 20:02)