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東京のトンボのバイブル本 新刊「東京都のトンボ」のご紹介 [本]

昨年fieldの湿地にしゃがみこんで熱心に何かを撮影している方がいた。
何を撮っているんだろうと話を伺ってみると、確かハラビロトンボの交尾だったと思う。
お互い自己紹介をして聞いたお名前に覚えがあった。
昆虫写真家でトンボの図鑑をいくつも出されている尾園暁さんのblog「湘南むし日記」にたびたび登場する、尾園さんがトンボの大先輩と慕っておられるあの喜多さんだった。

そんな話やトンボの話をしていると今東京のトンボの本を執筆中との事で、その後個人的に把握しているfieldのトンボ情報を提供させていただいた。

そしていよいよ待ちに待った「東京都のトンボ」が7月26日にいかだ社から発売されるとご連絡をいただいた。
さっそく届いた本を拝見させていただいたが、東京都さらに区部にもまだこんな種がいるのか、こんな種が過去にいたのかなど奇麗な写真と詳しい解説で紹介されている。
初心者にもわかりやすいトンボのイロハからトンボ好きにも読みごたえのある情報も満載。
是非お手元に、おすすめの1冊だ。

「いかだ社 東京都のトンボ」喜多英人編著、須田真一監修
東京都のトンボ.JPG



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月刊むし7月号 狭山丘陵のムネアカハラビロカマキリ [本]

月刊むし7月号に職場の「都立狭山公園で確認したムネアカハラビロカマキリの生息状況と対策の取り組み」の投稿が掲載されました。
ムネアカの同定や採取するデータ項目などの助言を行いました。
外来種ムネアカハラビロカマキリの対策の参考にしていただければと思います。
月刊むし202107.JPG

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昆虫写真家 新開孝さんの新刊「子育てがんばる、カメムシのおかあさん」のご紹介 [本]

昆虫写真家 新開孝さんの新刊「子育てがんばる、カメムシのおかあさん」が小学館から7月7日七夕の日に発刊されますのでご紹介。

誰もが知っているカメムシ、触ると臭いと嫌がられることが多いが、そんなカメムシの中にも産んだ卵を守り、子供たちのために自分の体の倍以上もある実を運んで子育てするカメムシがいる。
赤に黒い斑のある「ベニツチカメムシ」はボロボロノキの実で子育てをするのだ。

ボロボロノキって変な名前だけどどんな木?
子育ての様子やボロボロノキについても美しい写真とわかりやすい文章で綴られた、親子で、大人にもぜひ読んでいただきたい1冊。
子育てがんばる、カメムシのおかあさん.JPG




















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絵本作家 伊藤知沙さんの「だんごむしとちょうの ぱあぷる」のご紹介 [本]

虫のお仲間、絵本作家の伊藤知沙さんの新刊「だんごむしとちょうの ぱあぷる」。

子供たちにぜひ読み聞かせてあげたいなぁ!
子供だけでなく大人も思わず引き込まれてほっこり!

だんごむしとちょう、いったいどんなお話しなのか?

伊藤さんの虫目で見た世界と虫たちへの思いがあふれる1冊です。
だんごむしとちょうの ぱあぷる.JPG































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昆虫写真家 新開孝さんの新刊「うまれたよ!ベニシジミ」のご紹介 [本]

昆虫写真家 新開孝さんの新刊「うまれたよ! ベニシジミ」が岩崎書店から24日に発刊されますのでご紹介。

人気のよみきかせ いきものしゃしんえほんシリーズにとても身近なベニシジミが登場!
オレンジ色の翅が鮮やかで都会の草地でも見られる可愛いシジミチョウですが、卵や幼虫、蛹は見たことが無い方が多いのではないでしょうか。
子供向けの写真絵本ですが、ベニシジミの一生を知らない大人にもお薦めです!
うまれたよ!ベニシジミ.JPG

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昆虫写真家 森上信夫さんの「オオカマキリと同伴出勤」のご紹介 [本]

昆虫写真家 森上信夫さんの新刊「オオカマキリと同伴出勤」が昨日29日築地書館から発刊されましたのでご紹介。

今回の本の名前から、図鑑ではないなと思ったがさて、いったいどんな内容なのだろう?
ご本人のblog「昆虫写真家・森上信夫のときどきブログ」ではカラーグラビアもある兼業昆虫写真家の自伝エッセイ集など詳しいことが紹介されている。
写真はもちろんの事、文章にも定評がある森上さんのエッセイは楽しめること間違いなし!

オオカマキリと同伴出勤.JPG






























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昆虫写真家新開孝さんの「虫のしわざ図鑑」のご紹介 [本]

昆虫写真家 新開孝さんの新刊「虫のしわざ図鑑」が少年写真新聞社から昨日15日に発刊されましたのでご紹介。
しわざとは虫が植物の葉や枝、実を食べたりかじったりしたあとや糞、巣などの事で、そのしわざから誰が残したものなのかを特徴をもとに紹介された図鑑です。昆虫だけでなく身近で見られる生き物のしわざも載ってます。
新開さんとしては3冊目のしわざ本。
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カバー裏の「Let's find "Shiwaza"!
この本をもってfieldにLet's Go!ですね。
虫のしわざ図鑑2.JPG





























たまたま今日見つけたクズの葉上のしわざ、この本でばっちり誰のしわざかわかりました!
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2020年6月16日

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笑える写真絵本 「虫・むし・オンステージ」のご紹介 [本]

昆虫写真家 森上信夫さんの新刊「虫・むし・オンステージ!」がフレーベル館から本日12日に発売されますのでご紹介。

ご本人曰く、「幼稚園の小さなお子さんから大人まで楽しんでいただける「笑える写真絵本」」。
と言われるだけあって、個性的な85種類の虫たちが様々なステージでその独特の姿や特技を面白おかしく披露してくれています。おおっ、なるほど、そうなんだ~ってことも満載。
また、登場した虫たちの解説もばっちり載っていてもちろん図鑑としても役立ちます。
私もほんの少しだけ協力させていただきました。
ぜひ、みなさんも虫たちのステージ見てくださいね!

詳細は森上さんのblog「昆虫写真家・森上信夫のときどきブログ」で。



虫・むし・オンステージ.JPG






























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とても優しい絵本のご紹介 [本]

先日、My fieldにお越しいただいた絵本作家・イラストレーターの伊藤知紗さんの絵本がとても素敵なのでご紹介!

伊藤さんはうんち好き、ではなくうんちみたいなむしがお好きなよう。
子供たちはどうしてだろうか?うんちがダイスキだからきっと大喜びに違いない。
自然の中でうんちに似ているとどうなの?っていうのがよくわかって、むしたちスゴイって思える一冊!
これ香川照之が読んだらきっと吠えるよ
昆虫すごいぜ! って


月刊かがくのとも6「うんちみたいなむしがいた」福音館書店
うんちみたいなむしがいた.JPG





























この絵本を見た数日後、小さな蛾を見つけて撮ってあとで調べようと。
ん、どこかで見たような・・・。
そう、「うんちみたいなむしがいた」の表紙を飾った虫だった。
アトモンヒロズコガ。ちょっとびっくり。
アトモンヒロズコガ0511_1.jpg






















もう1冊は子供の頃、じいちゃんに教えられ竿に結んだ糸の先に玉ねぎを付けて釣った思い出のキリギリスが主人公。
鳴く虫好きにはこんなステージがあったら絶対聞きたいと思うストーリー!
こどものとも「キリギリスくんとよるのおんがくたい」福音館書店


優しい色使いやなんだかほっとするタッチの生き生きしたむしたちの絵、つい引き込まれるストーリーは大人でも見ていて楽しくなる。
さすが日々、fieldで虫たちを観察されているだけあって絵本ながらにリアルで登場する虫は少しマニアック(笑


ぜひ子どもたちに読み聞かせたいな。
キリギリスくんとよるのおんがくたい.JPG




















2018年5月11日 東京都 チョウ目ヒロズコガ科 アトモンヒロズコガ

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おすすめ本 2冊 [本]

私が所属している都立野山北・六道山公園のボランティア生き物倶楽部が作って公園で発行した「宮野入谷戸の冬芽ガイドブック」。
狭山丘陵の宮野入谷戸で見られる冬芽100種を掲載しています。
関東の里山で見られる多くの冬芽を網羅。
都立狭山公園、野山北・六道山公園のイベント時に販売していますので、是非。
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こちらは昨日届いた画期的な逆引き虫ガイド。
昆虫写真家新開孝さんの「虫のしわざ 観察ガイド」。
草木に残った“しわざ″からどんな虫が何のために残したのかがわかる図鑑です。
これはあの虫のしわざだったのかと納得すること間違いなし!
こちらもぜひお手に取っていただきたい!!
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2016年2月2日