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イタドリハムシ飛ぶ [コウチュウ目]

この日は飯能市の山で仕事
晴れた草地でナナホシテントウより大きなオレンジ色の虫が飛んでいた
止まった場所に駆け寄ると、今年初見の「イタドリハムシ」だった
この時期に成虫で見られるので成虫越冬だ
イタドリハムシ0404-1.jpg



















名に付いたイタドリが食草で、毎年春にfieldでイタドリを探すが見つけられないでいる
危険を察知してか動かないでいたが、少しして動き出した
イタドリハムシ0404-2.jpg



















いつものfieldでは、発生は局所的のようで限られた場所でしか見られない
イタドリハムシ0404-3.jpg



















2024年4月4日 埼玉県(丘陵外) コウチュウ目ハムシ科 イタドリハムシ

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ヤブキリ幼虫 [バッタ目]

小川沿いで「ミツバツチグリ」が咲いていた
ヘビイチゴ、ヤブヘビイチゴは既に花を見ているので、次はオヘビイチゴとキジムシロかな
ミツバツチグリ0407.JPG



















バッタの仲間も次々に孵化している様子
コバネヒメギスとキリギリスの初令幼虫を見ていたので、そろそろかなといつも見られる職場近くのボケを見てみるといた!
「ヤブキリ」の幼虫
ヤブキリ0407.JPG



















小さいうちはタンポポなどの花で花粉を食べているのが見られるが、ボケの葉上で何を食べているのだろうと疑問に思った。葉?それともボケに付くアブラムシなどなのだろうか?
調べてみようと思う
ヤブキリ0407-1.JPG



















2024年4月7日 東京都 バラ目バラ科 ミツバツチグリ、バッタ目キリギリス科 ヤブキリ

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コウモリも飛ぶ春日和 [季節]

今日は天気予報では曇り空で時折雨という予報だったが、朝から晴れて気温がぐんぐん上がり夏日となった。
予報が外れるのは困ることが多いが、こういう外れは有り難い
ただ、予報で昨日より今日の方が天候が悪いとの事だったので昨日洗濯したが、今日の方がよく乾いて良かったなぁとちょっと恨めしい

咲いていた菜の花に来ていた「ベニシジミ」。
少し前から見ていたのだが撮ったのは今年初めてだった。
ベニシジミ0407.JPG



















地面近くを飛んでいた「アカタテハ」。
どうやら産卵する幼虫の食草のカラムシを探している様で、とまるのを待つとやはり葉を展開していたカラムシにとまってお腹を曲げて産卵した。
様々な植物が一斉に出てきた中でカラムシを見つけるのはじっくり見ないとわからないが、アカタテハが教えてくれた。
アカタテハ0407.JPG



















林縁の前にあるため池の上空に何かが飛んでいた。
何だろうとよく見ると「アブラコウモリ」だった。
コウモリの仲間は夜行性で、夜に現れ飛んでいる蛾などを捕食するので昼間に見ることはほとんどない。
何でこの時間に飛んでいるのかわからないが明るい中で飛ぶ姿を見られたのは嬉しい!
よく見ると左の羽に小さな穴が開いているが、こういった穴は再生するらしい。

この少し前に出会った今日休みの若い同僚がこちらに走ってきた。
コウモリが飛んでいると話したら、先に見つけていて低い場所を飛んでいたのでバイクに置いてきた望遠レンズを取りに戻っていたとの事。場所に着いたが既にコウモリは林内を飛んでそのうち姿を消してしまい同僚はいいショットを撮れなかったようだ。
これは他人事ではなく、いつ何が出ても撮れる体制をとっていなければ後悔するなと改めて自分事として思ったのだった。写真はコンデジで撮ったので納得いくものでは無いのだが・・・
アブラコウモリ0407.JPG



















このすぐ近くで毎年楽しみにしている風景がある。
コナラなどが芽吹く前の雑木林でヤマザクラが咲き、手前の湿地のタチヤナギの黄緑色の葉が芽吹き黄色い花が咲くその淡い色のコントラストがとても美しい。
秋の黄葉も目を惹くが、春のこの時期の生命力あふれる風景が1年で最も美しいと思う
今日もその景色を眺めてうっとりするのであった
春景色0407.JPG



















2024年4月7日 東京都 チョウ目シジミチョウ科 ベニシジミ、タテハチョウ科 アカタテハ、コウモリ目ヒナコウモリ科 アブラコウモリ

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眠る ビロウドツリアブ [ハエ目]

この日は都内で昆虫調査
雑木林の用水の歩道を歩いていると、ふと足元の枯れた草を見ると茎にとまっていた「ビロウドツリアブ」のオス
雑木林と言っても歩道脇にちょっとあるだけだが、こんなところにもいるとは驚いた
まだ昼過ぎだが、曇って気温が低かったせいかおやすみモード
ビロウドツリアブ0328-1.JPG



















早春にのみ現れるスプリングエフェメラルのツリアブが、こんな都会の歩道脇の僅かな雑木林で見られるのはとても嬉しい!
カメラを構えて接写しようととまっていた草を揺らしてしまったので、警戒して体を起こしてしまったのだが少ししたらまたお休みモードに
ちょっとした環境があれば生息するのは大丈夫なのかもしれないと思ったのだった
ビロウドツリアブ0328-2.JPG



















2024年3月28日 東京都(丘陵外) ハエ目ツリアブ科 ビロードツリアブ

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4月に入り暖かくなって [季節]

いよいよ4月、新たなスタートを切る人たちも多くいるだろう
個人的には環境に何の変化も無いが、気持ちを新たに何事にも取り組みたいと思う

暖かさで様々ないき物たちが見られるようになり、いつも見られる場所でカタバミの花を探したがまだのよう、代わりにキューリー夫人こと「キュウリグサ」が咲いていた。淡い水色の花弁に黄色い輪っかが可愛らしい
キュウリグサ0401.JPG



















草地を歩くと小さなバッタがピョンピョン跳ねた
飛んだ先を探してみると小さな「キリギリス」の幼虫だった
少し前にコバネヒメギスの幼虫も見ていて、バッタの仲間よりキリギリスの仲間の方が孵化が早いのかもしれない
唯一、ヒナバッタの幼虫は既に姿を見ているのでバッタの仲間ではヒナバッタがトップバッターだろう
キリギリス0401.JPG



















春と言えばスミレの仲間でアオイスミレ、エイザンスミレは終盤、コスミレ、タチツボスミレが見頃、ぽつぽつ「ヒメスミレ」が見られるようになった。小さな花で太い距に上弁がうさぎの耳のように立つのも特徴
ヒメスミレ0401.JPG



















スミレの花に訪れていたのは春の妖精「ミヤマセセリ」のメスだったが、近付くと飛んで枯葉の上にとまった
前翅の斑が白いのがメスの特徴で、いよいよミヤマセセリも発生の終盤になってきた
ミヤマセセリ0401.JPG



















草はらに白っぽいシジミチョウが飛んでいて、ルリシジミかなととまるのを待って見ると後翅端のオレンジ色があったので「ツバメシジミ」。翅表のblueが美しいオスだった
ツバメシジミ0401.JPG



















31日には成虫越冬していた「ヒオドシチョウ」の姿を初確認
これから産卵して、間もなくのエノキの芽生えと共に孵化する幼虫たちを見るのが楽しみになってきた
ヒオドシチョウ0401.JPG



















ようやくソメイヨシノやヤマザクラが見頃になってきたが、もうすでに「ウワミズザクラ」が蕾をつけていた
いくらなんでもちょっと早くない?
ウワミズザクラ0401.JPG



















2024年3月31日、4月1日 東京都 ムラサキ目ムラサキ科 キュウリグサ、バッタ目キリギリス科 キリギリス、キントラノオ目スミレ科 ヒメスミレ、チョウ目セセリチョウ科 ミヤマセセリ、シジミチョウ科 ツバメシジミ、タテハチョウ科 ヒオドシチョウ、バラ目バラ科 ウワミズザクラ

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ヤナギの枝先をゴマフヒゲナガが舞う [チョウ目]

昨日、今日と春本番の暖かさ、それ以上か
この種も少し前、タチヤナギの花が咲いてそろそろかなぁと気にしていたら今日ようやく枝先に何かが飛んでいた。よく見ると小さなハチのよう
期待外れかと思ったが、まだ数は少ないが見つけた
ゴマフヒゲナガ0401.JPG






















よく見かけるヒゲナガガの仲間ではトップバッターではないかと思われる「ゴマフヒゲナガ」
名前の通り雄の触角は長く、翅はゴマフの模様がある
なかなか奇麗な蛾だが、何せ高いところを飛んでいるので気付かず知る人ぞ知るヒゲナガガだ!
ゴマフヒゲナガ0401-1.JPG





























2024年4月1日 東京都 チョウ目ヒゲナガガ科 ゴマフヒゲナガ

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