SSブログ

春のチョウ [チョウ目]

先の春の花と共に3月に入って見られたチョウたち。
越冬を終えた「テングチョウ」があちこちで見られるが、ほとんどが地面の落ち葉などで翅を開いている。この日は珍しくコナラの幹にいた個体。
テングチョウ0311.JPG



















湿地脇のホトケノザの蜜を吸っていたこちらも成虫越冬の「ヒメアカタテハ」。
ヒメアカタテハ0311.JPG



















草地ではシロチョウが飛んでいた。
ここにはモンシロチョウとスジグロシロチョウがいる。
とまったところを見ると「モンシロチョウ」の今年羽化した新成虫だった。
羽化して間もないのだろう、飛び方がたどたどしかった。
モンシロチョウ0311.JPG



















草地脇の小川沿いを歩くと茶褐色の小さなチョウが飛び出した。
すぐ近くにとまったので見ると、チョウのスプリングエフェメラル、早春の今だけに姿を見せる「コツバメ」。
そっと近づいて一枚撮ったら、すぐに飛んであっという間に視界から消えてしまった。
逆光に青く光る縁毛が輝いていた。
コツバメ0319.JPG



















歩く先には越冬を終えた「ヒオドシチョウ」がいた。
今年は運がいいのかよく見掛ける。
翅のオレンジ色ももちろんだが、背中の青色も美しい。
ヒオドシチョウ0319-3.JPG



















こちらも越冬した「ルリタテハ」。
少し色が褪せ気味だったが傷みのない翅だった。
さて、これから外敵をかわして無事に幼虫の食樹のサルトリイバラに産卵できるだろうか?

厳しい冬を耐えたのだから、何とか頑張って欲しいものだ!!
ルリタテハ0319.JPG



















2023年3月11-19日 東京都 チョウ目タテハチョウ科 テングチョウ、ヒメアカタテハ、ヒオドシチョウ、ルリタテハ、シロチョウ科 モンシロチョウ、シジミチョウ科 コツバメ

nice!(1) 

nice! 1