blueの輝き ヤホシホソマダラ

草はらのススキで小さな煌めくblueの輝きを見つけた。
何々、老眼鏡をかけて近づくと葉の上にいたのは昼行性の「ヤホシホソマダラ」だった。
マダラガ科でホタルガなどと同じ仲間、煌めくblueはマダラガ科に共通する特徴のようだ。




















似た種にキスジホソマダラがいるが、見る機会はこちらの方が少ないかもしれない。
何と、環境省のレッドリスト2019で準絶滅危惧種(NT)に指定されている。

前翅の8つの黄色い斑が特徴だ。
一見6つに見えるが、縁に小さく細長い斑がありこれを入れて８つ。




















幼虫の食餌植物はイネ科、そういえばこの場所のススキで5月に幼虫を確認していた。

そのいでたちは、まさしくマダラガ科の幼虫だ。






























2019年9月13日　東京都　チョウ目マダラガ科 ヤホシホソマダラ

コメント 2

こんばんは
そちらは本当にいろいろいますね！
笹毛虫の成虫：タケノホソクロバの親戚ですね。

私は未見ですがウメスカシクロバもこの仲間で
いずれも幼虫は毒針毛があるとのこと。
この毛虫もいかにも刺しそうですね^^！
笹毛虫より見栄えが良くてきれいです。
by つばさ2号 (2019-09-14 20:33) 

つばさ2号さん　コメントありがとうございます。
ふふっ！
こちらにはいろいろいますよぉ、っていつも言われているので言ってみました(^^
タケもウメもブドウもキスジもルリイロもいますが、少ないのか目が届かないのか出逢うのは稀です。
どれも幼虫は毒があって触らぬ神にたたりなしですね！
by hirokou (2019-09-15 20:46)