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日本の夏の風物詩 ヒグラシの鳴き声 [カメムシ目]

初夏、ニイニイゼミに続いて鳴きだす「ヒグラシ」。
夕暮れ時、カナカナカナ♪と聞きなしされる物悲しい鳴き声は日本の夏を代表する風物詩だ。
名の由来も日暮れに鳴く、日を暮れさせるもの。
実際は、早朝、夕暮れ、日中でも気温の低い曇り空に鳴く。

昔、山地でキャンプしていた時に早朝このセミの鳴き声で目を覚ました。
まるでテントが鳴き声で包まれたかのようでとても幻想的だったのが今でも記憶に刻まれている。
関西では山地に行かないとその声は聞かれないが、関東では低地でも身近に聞かれるのが嬉しい。

まだもう少し、この声を聞いていたい。
この声に包まれて死ねるなら本望かもしれないと、ふと思った。
ヒグラシ0810_1.jpg





























2017年8月10日 東京都 カメムシ目セミ科 ヒグラシ

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ヒメオオ

美しいけれど、何か物悲しい「ヒグラシ」
の声を聞くと夏の終わりを感じます。
クマゼミや、アブラゼミと異なり
色合い、形状が繊細で素敵な蝉ですね!

by ヒメオオ (2017-08-15 07:58) 

hirokou

ヒメオオさん コメントありがとうございます。
初夏から鳴いていますが、物悲しさが終わりを感じさせるのでしょうね!
淡い緑と褐色にアクセントの黒が絶妙です。
by hirokou (2017-08-15 20:50) 

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