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ススキの根元のナンバンギセル [植物]

今年もススキの根元に「ナンバンギセル」が頭をもたげていた。
例年発生していたススキが刈られてなくなり今年はダメかと思っていたら、二つ隣の株の根元に今までにない群生だ。
株の周りから中までにょきにょき出て、写真のように一か所からたくさん出ているところもある。

この植物は葉はなく葉緑素を持たず、ススキやチガヤ、ショウガなどイネ科の根に寄生する。
形が南蛮から渡来したキセル、マドロスパイプに似ているのでこの名があるが、今の若い人はキセルなど見たこともないのではないか。逆にこの形からキセルを想像しなければなるまい。
ナンバンギセル0917_1_1.jpg



















うつむいて物思いにふけっているように見えることからオモイグサの別名もあるが、これだけ集まっているとこの名は似合わないな。
ナンバンギセル0917_2_1.jpg





























2016年9月17日 東京都
ゴマノハグサ目ハマウツボ科 ナンバンギセル
CANON EOS50D SIGMA 17-70mmDC MACRO HCM、EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/430EXⅡ


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ぜふ

どうしてもクチブトゾウムシに見えてしまうのが悲しい性です^^;

by ぜふ (2016-09-20 23:19) 

hirokou

ぜふさん コメントありがとうございます。
なるほど!クチブトゾウムシですか・・・・。
確かに悲しい性ですね(^^)
by hirokou (2016-09-21 11:08) 

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