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コナラの葉を食い尽くす!ツマキシャチホコ [チョウ目]

下を見て歩いていてふと顔を上げると目の前に艶やかなオレンジ色の枝が現れた。
何?
それは枝先にたわわについた「ツマキシャチホコ」の幼虫だった。
親はたくさんの卵を産み付けるのだろう、毎年この時期幼虫たちが大量発生してコナラの葉を食い尽くす。
先日記載したモンクロシャチホコとほぼ同時期、都会の公園などでも幼虫たちが見られる。
枝とぶつかる前に、何気に気付いてほっとした。
毒がないとはいえ、黒とオレンジは自然界では危険色。
さらに白く長い毛におおわれているこの集団に顔をうずめることは想像に耐えない。
ツマキシャチホコ0903_1.jpg



















成虫はその体を折れた小枝に似せた擬態の名手。
地面にいたらまず見つけることは難しいだろう。
似た種にタカサゴツマキシャチホコ、ムクツマキシャチホコがいるが、ご本家?ツマキシャチホコは翅頂の黄白色紋の内縁が赤色なので同定しやすい。
ツマキシャチホコ_1.jpg



















2016年9月3日 埼玉県
チョウ目シャチホコガ科 ツマキシャチホコ  
CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/430EXⅡ、EOS50D EF100mm F2.8L IS USM/430EXⅡ


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ぜふ

幼虫は毛の長さが特徴ですね、とても触れません。
成虫はみごとな擬態、まちがって触りそうです^^;
by ぜふ (2016-09-06 07:07) 

hirokou

ぜふさん コメントありがとうございます。
確かにこの毛の長さは凄いですね!
成虫はコンビニの灯火でも見ることが出来ます。
by hirokou (2016-09-06 20:41) 

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