草の中の小さな世界 [自然]
昨日湿地に出かけたが、あいにくの曇り空で期待したトンボたちの姿も見られない。
湿地脇の草の中にしゃがんでじっと周りを見渡すと、青い輝きが。
「アジアイトトンボ」のオスの眼後紋だった。
未成熟なメスのオレンジ色も淡い草色の中で目立っていた。
背後から飛んで来て目の前にとまった薄い黄色と黒色のお洒落な蛾「キマダラコヤガ」。
大きければ人気が出そうだが、頭から翅の先まで1cmほどと小さい。
草のてっぺんには「ハラビロトンボ」のオス。
以前からいたもののそれほど数は多くなかったのだが、ここ数年かなり増えてきた。
草陰からこちらの様子をうかがっていたのは「ヒメギス」の幼虫だった。
1cmに満たないほどでまだまだ小さいが、歩けば目立つほど数は多い。
たまには草むらの中をじっくり眺めるのも時間を忘れるほどに楽しい!
2016年5月10日 東京都
トンボ目イトトンボ科 アジアイトトンボ
チョウ目ヤガ科 キマダラコヤガ
トンボ目トンボ科 ハラビロトンボ
バッタ目キリギリス科 ヒメギス
CANON EOS50D EF70-200mm F2.8 L IS USM/EXTENDER EF 1.4×Ⅱ
CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM
2016-05-11 18:34
nice!(2)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0