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コオロギを狩る コオロギバチの仲間 [ハチ目]

先日、荒川河川敷の畑の脇の足元でちっちゃな黒い虫がピョンピョン跳ねるように歩いていた。
何々?
止まったのでじっくり見て見ると、黒っぽいハチだった。
ヒメコオロギバチ0406-1.JPG



















ん~、何かを持っているような・・・
体の下に脚が見えた。
どうやらコオロギの幼虫のようで、コオロギを専門に狩る狩りバチの仲間だった。
翅の色などから「ヒメコオロギバチ」か?
ヒメコオロギバチ0406-2.JPG



















自分の体と同じくらいの大きさの獲物を引っ張っていたから、ちょっと飛んで歩いてちょっと飛んで歩いてを繰り返していたので跳ねているように見えたのだろう。
このコオロギの幼虫は恐らく麻酔で動けない状態で、幼虫の餌になると思われる。
ずっと後を追ったが、耕された畑の中に入ってどんどん進んで見えなくなってしまった。
狩りバチの仲間は多くが土中に穴を掘って巣を作るが、遠くから大きな獲物を抱えてどうやって自分の巣のありかを覚えているのだろうかといつも不思議に思う。
ヒメコオロギバチ0406-3.JPG



















2023年4月6日 埼玉県(丘陵外) ハチ目ギングチバチ科 ヒメコオロギバチ?

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