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赤 黄 青のカミキリムシ+モドキ [コウチュウ目]

関東地方も今日いよいよ梅雨入りしたようだ。
午前中青空が出ていたので久しぶりにfieldに行くと、クリの花が咲いて独特な香りが漂っていた。
花を見ていると高所の赤が目にとまった。
毎年、クリの花の常連の赤い「ベニカミキリ」。
幼虫は竹の内部を食べて育つので近くの竹林で発生したのだろう。
ベニカミキリ0608.JPG



















目の高さの花にはこちらも常連の黄色い「キイロトラカミキリ」がいた。
黄色地に黒の模様が美しい!
交尾をしたものなど5頭ほどが同じ枝にいて動き回っていたが、中でもこの個体は食べるのに夢中で比較的撮りやすかった。
キイロトラカミキリ0608.JPG



















クリの隣にあるオニグルミの葉裏を見ていると青いのがいた。
自然界の青は緑を指すことが多い。
一見カミキリムシのようだがそっくりさんで、カミキリモドキ科に属する「アオカミキリモドキ」。
この仲間は危険を感じると後ろ脚の関節から毒を出し、触れると痛みを伴う水膨れになるので注意が必要。
これに似た種にカトウカミキリモドキがいるが、身体が大きく脚全体がオレンジ色でアオカミキリモドキは脚の脛節から先が黒いので区別できる。
中学生の頃、この仲間のツマグロカミキリモドキを肘の内側に置いて思いっきり腕を曲げて水ぶくれが出来なければ勝ちというゲームが流行ったのが思い出される。今ではとてもやる勇気はない。
アオカミキリモドキ0608.JPG





























2023年6月8日 東京都 コウチュウ目カミキリムシ科 ベニカミキリ、キイロトラカミキリ、カミキリモドキ科 アオカミキリモドキ

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