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どっちが頭だ? ヒゲナガサシガメ幼虫 [カメムシ目]

コロナの感染拡大が止まらず、1都3県に緊急事態宣言が発出された。
自宅は埼玉、職場は都内ということで仕事以外は不要不急の外出は避けている。
明日は健康診断で立川まで行かねばならないが、これは致し方ない。
それよりも前日の午後9時以降は飲み食いはダメということだが、もう8時50分でまだ飯を食べておらず酒を飲んでいる。あと30分しかないが、少し遅れても良いだろう・・・

昨日、あるトイレで今シーズン7種目のフユシャク「シロオビフユシャク」のオスを見つけた。
このトイレは既にLED化されているが、以前よりは少ないものの蛾たちが見られて有蛾たい。
シロオビフユシャク0110.JPG



















冬の観察の楽しみの一つに神経衰弱がある。
エノキの落ち葉ではオオムラサキやゴマダラチョウ。
ヤツデの葉ではこの虫。
いくつものヤツデの葉をめくってきたが、ようやくこの日お目当ての一つが見つかった。
さて、どちらが頭だかわかるだろうか?
ヒゲナガサシガメ0109-1.JPG



















その名は「ヒゲナガサシガメ」の幼虫で、黄色地に赤やオレンジが美しい。
冬季は幼虫でヤツデやアオキなど常緑の葉の裏で見つかる。
一見右側にある黒い2つの点が目だと思いそうだが、これはただの斑で頭は実は左側にある。
冬の葉裏の観察では他にもマエムキダマシと異名をとる虫がいるが、残念ながらまだ出会えていない。
しかしヒゲナガサシガメの幼虫も、まさにマエムキダマシだろう!
ヒゲナガサシガメ0109-2.JPG

















2021年1月9日 東京都 チョウ目シャクガ科 シロオビフユシャク、カメムシ目サシガメ科 ヒゲナガサシガメ

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