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ハゴロモ3兄弟の従弟 アオバハゴロモ [カメムシ目]

昨日載せたお尻に水滴を付けていた幼虫は「アオバハゴロモ」。
分類上、ベッコウハゴロモ、アミガサハゴロモ、スケバハゴロモはハゴロモ科だが、アオバハゴロモはアオバハゴロモ科と科が異なる。
なのでアオバハゴロモは兄弟ではなく従弟と勝手に呼んでいる。

成虫はこちら。
水色がかった翅にオレンジの縁取りが美しく好きな虫だ。
アオバハゴロモ_2_1.jpg



















バラ、アジサイ、クチナシ、ユキヤナギ、ミカン類、カキ、クワなど色々な植物に付いて汁を吸い、幼虫は蝋物質を植物にも付けるので、3兄弟と共に害虫とされる。
子供の頃は何故かハトと呼んでいたが、ハトポッポ、ハトムシ、ポッポなど地方によって呼び名があるようだ。
ハトに似てる?

学名はGeisha distinctissima
芸者と名が付いているのは、淡い水色の翅とオレンジ色の縁取りが芸者さんをイメージしたからなのだろうか?
確かに個人的には芸者さんの着物のイメージはあるが、この小さな虫を見てそれを連想するところはなかなか非凡な発想だと思う。
目のあたりには幼虫時代の面影が。
アオバハゴロモ_1.jpg



















2020年7月31日 東京都 カメムシ目アオバハゴロモ科 アオバハゴロモ

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