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カトリヤンマ 畔に産卵する [トンボ目]

いよいよ朝夕冷え込んできたが、それはそうだろう。

もう11月で来月は師走だ。
そんな中、鮮やかな紫色の花が咲いていた。
本来春に花を咲かせる「コスミレ」だった。
ホソヒラタアブの仲間が訪れていた。
コスミレ1107_1.jpg



















田んぼ周りを歩いていると、突然羽音を立てて何かが目の前の畔に降り立った。
降り立ったというよりは飛びついたという感じ。
それは「カトリヤンマ」のメスだった。
カトリヤンマ1107-1_1.jpg



















右翅が欠損し右の複眼の一部にも傷が見られ満身創痍の状態ながら、腹部を曲げ腹端を泥に差し込んで産卵していた。
さすがに近づきすぎるとさっと飛び去ってしまった。
毎年見られるカトリヤンマだがこんなところに、産卵現場を初めて見て驚いた。
たまたまなのか、見て欲しかったのか?
まぁ、偶然なのだろうがとてもラッキーだった!
カトリヤンマ1107-2_1.jpg



















2019年11月7日 キントラノオ目スミレ科 コスミレ、トンボ目ヤンマ科 カトリヤンマ

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つばさ2号

おはようございます。
このヤンマは私が虫撮りを始めた頃は地元で多く
見られましたが今では滅多に会えなくなりました。
それでも各地にそこそこいて私も意外な所で時折
遭遇します。

今年は県都でネアカヨシと共に多かったそうですが
台風19号でフィールドが水没した影響が心配だと
Hirokouさんもご存じのそこをメインフィールドに
されている方が言っていました。
もっとも大水で滅ぶなら今居ないわけで、野生生物
はたくましいものです。むしろ開発や温暖化による
環境の変化の方が影響が大きいですね!
by つばさ2号 (2019-11-09 06:29) 

hirokou

つばさ2号さん コメントありがとうございます。
カトリヤンマが見られるこの環境は重要ですね!
飛ぶ虫たちは大水でも絶えないでしょうから、元の環境に戻ればまた見られるのでしょうね。
by hirokou (2019-11-09 19:52) 

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