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トイレのシモフリトゲエダシャク [チョウ目]

新春のトイレ詣をしてきた。
雑木林の脇にあるこのトイレには多くの蛾たちが集まってくる。
新顔はいないだろうか?

壁にとまっていたのは昨年確認済みの「ウスバフユシャク」。
同時期に現れるクロテンフユシャクとよく似ているが、外横線(翅の外縁近くにある黒い線)が翅の外側の縁までほぼ真っ直ぐに伸びているのがウスバで外側の縁の手前でくの字に曲がるのがクロテンフユシャクだ。
ウスバフユシャク0102_1.jpg



















照明のすぐ脇にいたのは今シーズン7 8種目初認の「シモフリトゲエダシャク」。
少し緑がかったギザギザ模様は似たものがいないのでわかりやすい。
フユシャクではあるが名にフユシャクと付かない種だ。
シモフリトゲエダシャク0102_1.jpg



















もう1種いたのがフユシャクではない「カシワキボシキリガ」。
成虫越冬する種でシックな装いがなかなかいい!
カシワキボシキリガ0102_1.jpg



















2019年1月2日 東京都 チョウ目シャクガ科 ウスバフユシャク、シモフリトゲエダシャク、ヤガ科 カシワキボシキリガ

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コメント 4

つばさ2号

こんばんは 毎回恐れ入ります!
やはりそちらには敵わないようです。
自然度では大差無いと思いますが、開発でフィールド
が縮小分断され個体数が少ないのが原因と思います。

霜降り期待で探しましたがボウズ! トイレはクロバネと
ウスバ、イチモジが各1匹いましたが、連れ出しに失敗、
クロバネのピンボケ1枚で敗退しました。
メスも全く姿が無く寒いだけのくたびれもうけでした(苦^^)。
by つばさ2号 (2019-01-03 18:07) 

hirokou

つばさ2号さん コメントありがとうございます。
こちらもどこにでもいるわけではなく、いるところをピンポイントで探しています。確かに水道局用地を中心とした広大な丘陵地が残されている事は大きいですね!
今シーズンはクロバネとシロオビがまだ未見なのでちょっと焦ってます。
by hirokou (2019-01-03 18:41) 

mtana2

最近は、トイレの照明がLEDになって、残念ながら蛾の集まりもなくなってきたところが多いですね。
ここは、健在のようでうらやましいです。

今季は、12月にシモフリトゲの交尾が撮れてしまって驚いています。
by mtana2 (2019-01-04 11:13) 

hirokou

mtana2 さん コメントありがとうございます。
家の周りもほとんどがLEDになりましたが、このトイレはまだ大丈夫です。早春のフユシャクといわれていますが一昨年も12月に確認しています。メスも交尾も未見で羨ましい・・・です!
by hirokou (2019-01-04 19:40) 

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