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いよいよ秋の気配 ハヤシノウマオイ [バッタ目]

暦の上では立秋も過ぎて、ここ数日日が暮れるとコオロギたちの声があちこちで聞かれるようになってきた。
今日の午前中、曇り空の草はらでエンマコオロギの鳴き声を初めて聞いた。

雑木林の中の少し開けた林縁を歩いていると、ササにぶら下がるシルエットが目に入った。
何かが脱皮していると近寄ると、そこには脱皮殻に捉まりぶら下がった「ハヤシノウマオイ」の成虫の姿があった。
透き通るような薄緑色の艶のある体はとても美しい。

ウマオイにはハヤシノウマオイとハタケノウマオイの2種がいて、オスの発音器の大きさや鳴き声が異なるようだが識別はなかなか難しい。
環境からハヤシノウマオイとしたが、そう間違ってはいないだろう。


この仲間の羽化のシーンにはなかなか出会えないので、既に翅は伸びていたが嬉しい。
コンデジでの撮影だが、欲を言えば一眼で撮りたかったなぁ。

もう間もなく秋の虫の鳴き声が、セミの声にとってかわるのだろう・・・。
ハヤシノウマオイ0812_2_1_1.jpg






















2017年8月12日 東京都 バッタ目キリギリス科 ハヤシノウマオイ

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ぜふ

ぶら下がりなのですね。
秋組がスタンバイ・・うれしいようなさびしいような・・^^
by ぜふ (2017-08-13 07:31) 

hirokou

ぜふさん コメントありがとうございます。
草の上にいるバッタの仲間はぶら下がりが多いですね。

おっしゃる通り、いろんな意味で寂しさが・・・。
by hirokou (2017-08-13 21:16) 

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