翅が退化したフユシャクのメス [チョウ目]
スジグロシロチョウの蛹が付いていた擬木柵を見て歩いたが、お目当てのフユシャクは見つからない。
戻りながらじっくり探してみると見つかった。
とても小さくて柵の色と似ているので、よく見ないと見逃してしまう。
脚が長く歩くのが早いので、さっきいなくても少しすると見つかることも多い。

フユシャクのメスの中には小さな翅や飛ぶことは出来ないが体の半分くらいの翅があるものもいるが、この種は翅が全く無く退化している。
体の大きさや色からウスバフユシャク、ウスモンフユシャク、クロテンフユシャクなどのフユシャク亜科Inurois属のメスではないかと思うのだが、どの種もよく似ていてオスと交尾していないとメス単体では同定不可能。

お尻の先にはたくさんの毛が生えていて、産卵時に卵に毛を付けて隠すことに使われる。
このメスはこれから産卵するのだろう。
フユシャクの仲間の出現時期は種によっておおよそ決まっている。
1月半ば、出現種数はほぼ折り返地点だろう。

2017年1月12日 東京都
チョウ目シャクガ科 CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX
戻りながらじっくり探してみると見つかった。
とても小さくて柵の色と似ているので、よく見ないと見逃してしまう。
脚が長く歩くのが早いので、さっきいなくても少しすると見つかることも多い。

フユシャクのメスの中には小さな翅や飛ぶことは出来ないが体の半分くらいの翅があるものもいるが、この種は翅が全く無く退化している。
体の大きさや色からウスバフユシャク、ウスモンフユシャク、クロテンフユシャクなどのフユシャク亜科Inurois属のメスではないかと思うのだが、どの種もよく似ていてオスと交尾していないとメス単体では同定不可能。

お尻の先にはたくさんの毛が生えていて、産卵時に卵に毛を付けて隠すことに使われる。
このメスはこれから産卵するのだろう。
フユシャクの仲間の出現時期は種によっておおよそ決まっている。
1月半ば、出現種数はほぼ折り返地点だろう。

2017年1月12日 東京都
チョウ目シャクガ科 CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX
2017-01-13 20:17
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コメント(4)
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大きく季節でも”冬”にタイムシフトして、小さく時期でもタイムシフトしているんですよね。
興味深い蛾ですね。
by ぜふ (2017-01-14 10:53)
ぜふさん コメントありがとうございます。
おっしゃる通りですね。
是非、貴fieldでも堀りのついでに探してみてください!
by hirokou (2017-01-14 20:00)
こんばんは 今年もよろしくお願いします。
よく見つけますね!! こちらは環境悪化のせい
かは定かではありませんが、クロスジ以外はクロ
オビフユナミシャクのオスを2か所で見たのと
サザナミフユナミシャクのオスを1匹見つけた以
外はさっぱり、1月はまだゼロ、もちろんメスも
ゼロです。
今日も隣県のかなりいい環境の公園へ行きましたが、
キノカワガが1匹いただけで結局ボウズでした。
デジカメ化後のメスはクロスジとフチグロトゲしが
撮って無いのでこのかわいいのを何とかみつけたい
ものです^^。
by つばさ2号 (2017-01-14 20:08)
つばさ2号さん コメントありがとうございます。
こちらこそよろしくお願いいたします。
周りではフユシャクが少ないとの声が聞かれますが、意外に例年になく種数は多いです!
フッチーメスは羨ましい限りです!!
by hirokou (2017-01-14 20:56)