アカボシゴマダラもいよいよ終齢 [チョウ目]
1m程のエノキの葉が何かに食べられていた。
よく見ると丸々と太った「アカボシゴマダラ」の幼虫だ。
かなりの大きさで、もう終齢だろう。
顎の水色が美しい。
ひつこく撮っていたら、顔を下げてしまった。
しばらく見ていたが全く動かず、残念・・・。
間もなく蛹化して、年内羽化組だ。
ここ数年で、今年は個人的に最もアカボシゴマダラをよく見かける。
このチョウが見られ始めた頃は、実生を探せば幼虫が見つかるというほど凄まじい繁殖力だったが、以降すっかりその数は減り、ある意味安定したということなのか。
食草の実生は草刈りで刈られたり、寄生バチなどの影響もあるのだろう。
9月15日 東京都
チョウ目タテハチョウ科 アカボシゴマダラ CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/430EXⅡ
2016-09-15 20:06
nice!(1)
コメント(2)
トラックバック(0)
個体数の減少はおっしゃるとおり、寄生蜂があらわれたのでしょうね。
でも分布の拡大も鈍化しているとしたら・・また別の要因があるのでしょうね・・
by ぜふ (2016-09-16 07:25)
ぜふさん コメントありがとうございます。
こちらでは2008年頃から姿が見られるようになりましたが、3年後蛹から寄生蜂が出てきたのを確認しました。
恐らく、オオムラサキやゴマダラチョウに寄生するハチだと思うのですが。
by hirokou (2016-09-16 20:01)