アラカシの葉を見ていると、あちこちの葉上に葉脈に沿った虫のしわざがあった。





















葉の部分をこそぎ取っているような感じ。
葉をひっくり返してみると、粒々が張り付いている。
これは蛾の仲間の「オドリハマキモドキ」の幼虫の巣。
粒々は幼虫の糞でその下の糸で綴った中に潜んでいる。




















葉表の葉脈近くを見ると穴が開いている。
これは幼虫の脱出口だそうだ。
幼虫越冬なのでまだこの巣の中にいるのか?
オドリハマキの仲間の成虫は、葉の上で翅を立ててくるくる踊ることで知られている。
見たことはあるもののまだ写真におさめた事がないので、今年はぜひ撮ってみたい虫だ。




















2020年3月12日 東京都 チョウ目ハマキガ科 ハマキモドキガ科 オドリハマキモドキ