ここ数日比較的暖かな日が続いて、アカガエルとともにそろそろかなぁと期待していたのは「モンキチョウ」。
成虫越冬以外のチョウではこのあたりで最も早く現れる。
近年の初見日は2016年2月19日、2017年1月30日、昨年は遅くてチェックしなかった。

今日、何時も初見する日当たりの良い草地を探すと、黄色2頭と白色1頭の3頭が飛んでいるのを見つけた。
蜜を吸いに花にやって来るが敏感で近づくとすぐに逃げてしまうので、抜き足、差し足、忍び足で近づかなければならない。




















羽化して間もないので翅の傷みもなく鮮やかな黄色に触角や脚、頭部の毛や翅の縁のピンク色が美しい。
脚だけ見ると何だかエビの脚みたい。




















こちらはメス。
白色のものはメスだけで、黄色のものにはオスとメスの2型があり外見で区別はなかなか難しい。
翅裏は全体に黄色で前翅に白い部分がある程度だが、翅表が白く飛ぶと白く見える。
モンキチョウは春から秋まで見られる普通種で普段あまりカメラは向けないが、この時期だけは毎年必死で追いかけている。




















2019年2月22日 東京都 チョウ目シロチョウ科 モンキチョウ