もう10年近く前にアラカシの枝で見つけた不思議なものの写真。
生き物のようだが触ると固くて生きているとは思えなかった。
その後も同じようなものを時々見掛けたが、何だかわからず数枚が不明種フォルダに。




















先日、SさんがFbでよく似たものをこれは何?と写真をアップされていた。
おぉっ!これこれと。
数日後、コナラの枝で見つけたものには頭部が残っていた。




















その後、Sさんから昆虫写真家新開孝さんがblogにその正体を書かれていたと教えていただいた。
その正体とはスズメガの仲間の幼虫だった。
一枚目の写真の左上に開いた穴はスズメガ幼虫の腹端の突起の痕のようだ。
二枚目の写真にその痕は見られないが、残った頭部からも蛾類の幼虫であることがわかる。
先月末にアラカシで見つけたものの腹端にはやはり穴が開いていた。
長い間の不思議が解消して良かった。
教えていただいたSさん、ありがとうございました。




















2019年1月 東京都