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立春3日後、ヤマアカガエル 鳴く [両生類]

立春が過ぎた2月7日、暖かかったので丘陵の湿地にアカガエルの様子を見に行った。
概ね産卵するのに十分とはいえないまでも水位は確保されていた。
ただ、どこの湿地も鳴き声やその姿も確認出来なかった。
丘陵の北に位置する湿地を見に行ったが、水が無く今年はここでの産卵は期待出来ない状況だった。
車に戻る途中どこからかキャラキャラキャラ♪という1年ぶりのあの懐かしい期待していた声が聞こえてきた。
湿地に水は無いはずなのに・・・・。
その声をたどっていくと、丘陵に接した空家の小さな池。
ヤマアカガエル0207-1_1.jpg



















近づくとすぐに鳴き声が止んで水面に波紋がたった。
どうやら危険を察知して潜ってしまったようだ。
ヤマアカガエル0207-2_1.jpg



















待つこと20分、ようやく水面にひょっこりと顔を出した。

どこにいるかわかるだろうか?
ヤマアカガエル0207-3_1.jpg



















答えは写真中央の少し上、枯れた草がV字になった真ん中。
さらに待っていると、別の場所からスーッと水面に現れたのはやはり「ヤマアカガエル」だった。

既に30分以上同じ姿勢で微動だにせずじっとしているのもそろそろ限界。
鳴き声を目の前で聞くことは叶わなかったが、姿を見られただけでもOKと体を動かすとまた水の中へ潜って行った。

この日、姿や鳴き声が聞かれたのは、この北向きの最も寒いと思われる場所だけ。
過去にも最も早く卵塊が見られたことがあった
産卵する条件として暖かさの他に何かあるのだろうか?
今年も一番に姿と鳴き声が聞かれたこの北向きの場所で他に先駆けて卵塊が見られるのか、確認したい。

ヤマアカガエル0207-4_1.jpg




















2019年2月7日 東京都 無尾目アカガエル科 ヤマアカガエル

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