林縁で鮮やかな紫色の「ノハラアザミ」が咲いていた。
ヒョウモンチョウの仲間が来ないかとしばらく見ていたが、何も来なかった。






























歩いていると草陰で、黒い翅に半透明な丸い斑の鹿の子模様の「カノコガ」が多く見られるようになった。
この蛾は年2化、6月頃と今頃の2回発生する。
黄色に光の加減で青く輝く色合いが美しい。




















昼に活動するが、周りには危険な敵がいっぱい。
すぐ隣では、「ジョロウグモ」の幼体の巣にかかったカノコガがいた。
クモの網や待ち伏せしているクモに捕まっているのをよく見かける。




















他にもオギの葉上には「シュレーゲルアオガエル」。
何も知らずにここに飛んできたらパクッって。




















近くのヒメコウゾの葉上に不気味な影。

オオカマキリと思って撮ったのだが、帰って見るとお尻が無い。

ハラビロカマキリの幼虫と思われるがちょっと大き過ぎ。
ひょっとしたら外来種ムネアカハラビロカマキリの可能性もあり、今更ながらにしっかり見ればよかったと後悔。
ここではその種の卵鞘が見つかっている。




















チョウ目ヒトリガ科 カノコガ、クモ目ジョロウグモ科 ジョロウグモ、無尾目アオガエル科 シュレーゲルアオガエル、カマキリ目カマキリ科 ハラビロカマキリ?