咲いているクリの花を見ていると、とにかく花を飛び回るチョウが目にとまるが時折ガも見られる。
ガといえば夜に活動すると思いがちだが、昼でも吸蜜をしているものもいる。

最も多く目に付いたのはひらひらと飛ぶ「トンボエダシャク」だ。
隣にウメの木があるのでウメエダシャクと思ったが、翅や腹部の模様からトンボかヒロオビトンボではないか。
調べたところトンボだった。共に食草はニシキギ科でツルウメモドキやマユミなどもあるのでどちらがいてもおかしくはないのだろう。




















葉影にいたり花を訪れていたのは「シラオビキリガ」。
灯りなどでもよく見かけるので発生のピークだろう。
幼虫はコナラやクヌギ、アラカシなどを食べるようだ。




















他にもウスキツバメエダシャク、トラフツバメエダシャクなどもいたが、いい絵が撮れなかった。

高い枝先の葉上にいる大きな幼虫を見つけた。
体の模様から「カシワマイマイ」の幼虫のようだ。
このところあちこちで姿が見られるが、成虫にお目に掛かったことは今まであまりない。
是非今年は、美しいメスにあいたいものだ。




















2018年6月7日 東京都 チョウ目シャクガ科 トンボエダシャク、ヤガ科 シラオビキリガ、ドクガ科 カシワマイマイ