林内の道を歩いていて落ちていたもの。
骨か?
いや、触ると柔らかくてプラスチックかゴム製のものと思われ誰かが落としたのだろうとゴミとして拾って持ち帰った。




















戻ってあるキノコの種を図鑑で調べていたら、先ほど拾ったものと同じ写真があった。
おいおいキノコだったのか!すごくびっくり!!

捨てたごみ箱から探し出した。
その名は「カゴタケ」。




















幼体は球形から扁球形で裂開すると中にあるこの放射状の腕(托枝)が伸びて時に転がり出るそうだ。
角度を変えてみると様々な形に見えるのが面白い。




















腕の内側にグレバ(胞子のある部位)があり甘い香りを放つそうだ。
見るとほとんどグレバはなくなっていたが、柑橘系の様な香りがした。
他の人に尋ねると生ごみの匂いのようで臭いと言われたが、そう言われればそのようにも感じる。
初めての出会いだったが、まずこれがきのこだとは僕も含めて誰も思うまい!




















2017年10月18日 東京都 スッポンタケ目アカカゴタケ科 カゴタケ