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葉裏に冬虫夏草 [菌類]

色々な木々の熟した実が色褪せ萎んできている中、この「ゴンズイ」の実はまだ奇麗なままだった。
赤い果皮が裂開して黒い種子が顔を覗かせていた。
ゴンズイ1125.JPG



















まだまだ元気な「アキアカネ」。
ほとんどがオスばかりだが田んぼ周りにたくさん見られた。
今年は年越し個体が見られるだろうか?
アキアカネ1125.JPG



















コナラの枝を丹念に眺めながら葉をひっくり返してみると、そこにあったのは蛾に寄生した冬虫夏草だった。
体を菌糸が纏いそこからたくさん長短の突起が出ている。
蛾の大きさは1㎝程だったが種はわからない。
冬虫夏草1125-1.JPG



















蛾を寄主とするこのような菌類はガヤドリナガミノツブタケ、ガヤドリミジンツブタケ、ガヤドリキイロツブタケなどがあるようだが、図鑑を持っていないのでよくわからない。
詳しい方はこれらをガヤドリの仲間と呼ぶようだ。

外から見た雑木林はとても美しい景観だが、林縁を細やかに見るとひっそりと蛾にとっては哀れな厳しい世界が・・・。
冬虫夏草1125-2.JPG



















2021年11月25日 東京都 マツムシソウ目レンプクソウ科 ガマズミ、トンボ目トンボ科 アキアカネ、ボタンタケ目ノムシタケ科 Cordyceps sp.?

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