初夏から切り株にマムシがいるよと聞いていたが、その場所が特定できずにいた。
先日ようやく場所の詳細を聞いて、今朝見に行った。
人の足音にも敏感に反応するとのことだったので、足音を立てないように慎重に近寄った。
切り株を見ると、いたいた!

切り株の上でとぐろを巻いていた。
目が白くなっているので、脱皮が近いかもしれない。
2匹いたとの情報もあったが、今日は1匹だけだった。




















カメラを変えながら数枚撮ってさらに近づこうとしたら、危険を感じたのか逃げ出した。
この間、僅か2分半ほど。




















初めに撮ってから4分弱で逃げてしまった。
そんなに派手な動きはしていなかったのだが・・・。

今年はヤマカガシが話題となったが、どの蛇も人を見るとさっさと逃げ出してしまう。
もちろんヤマカガシも例外ではない。
毒があるヘビには注意が必要だが、誤って踏みつけるようなヘビがいる場所に立ち入らないことや捕まえたりしなければまず噛まれるような事はないだろう。
要は、危険と言われる生きものとの接し方や距離の保ち方だと思う。
人にとって危険なものは駆除という短絡的な考えではなく、自然界の中でヘビたちも重要な役割を果たしていることを理解することが重要だ。




















2017年9月14日 東京都 有鱗目クサリヘビ科 ニホンマムシ