先月紹介したコミミズク幼虫がなる木を見に行った。
20匹程の幼虫たちがいたのだが、この日いくら探しても見つからずようやく1匹が見つかっただけだった。
あれほどいた幼虫たちはいったいどこへ行ったのか?
また日を改めて探してみたい!




















幼虫のなる木の枝1本1本舐めるように探していて、枝の付け根で見つけたのが越冬中の「リンゴコブガ」の幼虫だった。
糸で綴った小さな巣に頭を突っ込んで、積み上げた頭の脱皮殻が巣からはみ出ていた。
脱皮殻を数えると全部で6個あるから7令、図鑑には7個が終令とあるが小さいのでまだまだ令を重ねそうだ。




















帰って別の角度から撮った写真を見ていると、隣にもう1匹いるのに気付いた。
リンゴコブガの幼虫は越冬中しか見たことが無いので、是非越冬後も見てみたく今後コミミズクと共に定点観察していきたい!




















すぐ近くでは紅梅の花が見頃となり、近付くとたくさんの羽音が聞こえてきた。
アブの仲間たちが花に集まっているのだろうと思ったが、中に「ニホンミツバチ」の姿があった。




















「ゴンズイ」の冬芽が何とも可愛い!




















2022年2月16日 東京都 カメムシ目ミミズク科 コミミズク、チョウ目コブガ科 リンゴコブガ、ハチ目ミツバチ科 ニホンミツバチ、クロッソマ目ミツバウツギ科 ゴンズイ