小さな谷戸の田んぼ脇で「チダケサシ」が咲いていた。
先のヤマユリと共に夏の始まりを彩る淡いピンク色が美しい花だ。




















田んぼではトンボたちが縄張りやメスをめぐる争いを繰り広げていた。
ほとんどが「オオシオカラトンボ」で幸運にもメスをゲットできたオスは連なって飛んで、他のオスからの執拗な追い回しに逃げまくりだった。






























発生ピークが過ぎたのだろうか?
「シオカラトンボ」は少数派でさんざん探してようやく1カップルを見つけることが出来た。




















田んぼでは葉を伸ばしたイネにセセリチョウが飛んだり止まったりを繰り返していた。
そおっと近づいて撮ってみると「オオチャバネセセリ」だ。
お尻を葉にしきりにくっつけていた。




















飛んだあとを見ると、あずき色の小さな卵があった。
一枚の葉に1粒産んでまた他の葉へ。
ここの田んぼは農薬を使わないので、無事に育てば夏の後半には再び飛ぶ姿が見られるだろう!




















2021年7月7日 埼玉県 ユキノシタ目ユキノシタ目 チダケサシ、トンボ目トンボ科 オオシオカラトンボ、シオカラトンボ、チョウ目セセリチョウ科 オオチャバネセセリ