小さな谷戸の湿地ではトラノオの仲間が咲き始めた。
比較的乾燥地にはオカトラノオ、湿地ではヌマトラノオが見られるが、ここの湿地のものはどちらともつかない特徴を持っている。
ヌマは丈が低く葉も小さく花穂がすっと立っているが、ここのトラノオは丈が高く葉も形はヌマに近いが大きくて花穂が少し曲がってオカの特徴を示している。両者の特徴があることから交雑種のイヌヌマトラノオかもしれない。




















隣の谷戸の湿地のカラスウリの葉にはたくさんの「ウリハムシ」が集まっていた。
このまま食い尽くされそうな勢いだ。




















木柵にとまっていた「シオヤトンボ」のメス。
春先1番に現れる種だが、もう産卵は済ませただろうか?
まだ頑張っていた。




















まだまだこれからの「ハラビロトンボ」のメス。
姿は見たもののオスは残念ながら撮れずじまいだった。




















2021年6月17日 東京都 ツツジ目サクラソウ科 トラノオの仲間、トンボ目トンボ科 シオヤトンボ、ハラビロトンボ