里山の田んぼの畔で小さなイトトンボが連結して飛んでいるのを見つけた。
こんなに奇麗な青はホソミオツネントンボかホソミイトトンボだ。
止まったところをファインダーで覗いてみると「ホソミイトトンボ」のカップルだった。
元来南方系の種で北へ生息域を拡大しているようだ。
そういえばここ数年、年中よく見かける。




















見ているとメスが腹端を持ち上げてオスの副性器に密着。
これで交尾が成立し、形もすっかりハート形でラブリー。




















冬の越冬時は褐色だが、早春になると鮮やかな水色に色変わり。
この色は本当に美しいなぁ。
ホソミオツネンイトトンボも成虫越冬で春には奇麗な濃い水色に変化するが、過去10年間で見つけたのは1度だけと非常に稀だ。




















2021年6月6日 東京都 トンボ目イトトンボ科 ホソミイトトンボ