湿地のビオトープ、どんなトンボが見られるか、カヤネズミの巣があるかなぁと覗いてみた。
アキアカネ、マユタテアカネを見ているとすぐ近くからヒーヒー♪という声が聞こえてきた。
見上げると「ジョウビタキ」のメス、ジョビコがいた。
居心地がいいのか先月からずっとここに住み着いているが、こんなに近くで見たのはこの日が初めて。
それでも250mmmのレンズ(35mm換算で400㎜)ではこれ位の大きさにしか撮れないのは残念。






























午前中、気候も良くトンボたちは縄張りを争ったり、食事をしたりととにかく忙しい。
目の前で止まっては飛ぶを繰り返す赤とんぼ、マユタテアカネだろうと撮った。




















近付いてファインダーを覗くとマユタテの特徴であるお尻の先(尾部上付属器)が上に反っていない。
確かに少し小さいような。

おやっ、ひょっとして。




















正面に回ってお顔を拝見。
白っぽくて一対の黒斑がない事から「ヒメアカネ」だった。
以前はこの近くの林縁で毎年姿が見られたのだが、ここ数年見られなくなっていた。
この地域では東京都のレッドリストで準絶滅危惧に指定されている。
久しぶりのヒメアカネ。
特にこのあたりの水辺環境が変わったということは無く見られなくなった原因がわからないのだが、今後もずっと見たい種である。




















2020年11月19日 東京都 スズメ目ツグミ科 ジョウビタキ、トンボ目トンボ科 ヒメアカネ