コブシだったか、幹でふと目に入ったのは黒、白、赤のいでたちの「ヨコヅナサシガメ」。
普段は見てもスルーするのだが、何やらお食事中のようで気になった。




















いったい何を捕まえたのかと近くで見てみると小さなクモだった。
クモといえば虫たちにとっては脅威の存在だが、さすがにこの怪物には・・・。
樹皮にいたところをゆっくりゆっくり近づくサシガメに気付かなかったのだろう。




















さすがのクモの牙もこの固い装甲には歯がたたないとも思われるが、その前に鋭い口吻で一撃を食らうともうどうしようもないに違いない。
アップで見るその顔は、恐ろしく黒光りしていた。




















2020年5月14日 東京都 カメムシ目サシガメ科 ヨコヅナサシガメ