林縁に咲いたノハラアザミの花の蜜を吸いに訪れていたのは、昼間に活動する蛾の仲間の「ホシヒメホウジャク」。
素早く飛んでホバリングをしながら長いストローを伸ばして蜜を吸う、まるでハチドリみたい。




















今の時期、このノハラアザミやツリフネソウなどの花でよく見ることが出来る。
特にツリフネソウは花の奥に蜜があるのでそこまで届く口を持っていないと蜜を吸うことが出来ない。




















ここで見られるホウジャクの仲間は数種いてよく似ていて見分けにくい。
ホシヒメホウジャクは小型で体が褐色、後翅のオレンジ色の模様がくびれの無い三角形をしている。




















中でもよく似ているのがホシホウジャクだが、腹部に白斑があり後翅のオレンジ色の模様が下辺でくびれているので見分ける。
下はツリフネソウの蜜を吸う「ホシホウジャク」。




















2019年10月16日 東京都 チョウ目スズメガ科 ホシヒメホウジャク、ホシホウジャク