今年は各所のミズキが丸坊主となるほど大量発生した「キアシドクガ」。
木々が葉を茂らせている中、遠くから見ても枝だけになったミズキはとても目立つ。
あぁ、このミズキもやられたかと。

広い芝生の中にあり、毎年6月には白い花を枝一杯に付けて見応えのあるクマノミズキも例外ではなかった。
ここの幼虫たちはいったいどこで蛹化したのだろう?




















丸坊主になった林縁のミズキの下草では、無事に羽化したたくさんのキアシドクガの成虫が蛹にぶら下がっていた。




















こうしてじっくり見ると幼虫の姿からは想像できない、黄色い脚に真っ白な翅がとても美しい。




















上を見上げると、ミズキの木を中心にして周りをたくさんの成虫たちが飛び交い乱舞していた。
ただ数的にはこんなもんではないはず。
まだまだこれから増えそうだ。

今日、真夏日となったいつものfieldでもちらほらと飛ぶ姿が見られ始めた。
しかし暑かった!
日が暮れて開けた窓から、他の部屋のエアコンの室外機の音が聞こえてきた。




















2019年5月23日 東京都(丘陵外) ミズキ目ミズキ科 クマノミズキ、チョウ目ドクガ科 キアシドクガ