昨日久しぶりに埼玉県中部の公園に行ってみた。
ススキ原っぱを覗いて見るとススキの葉裏に小さなオレンジ色があちこちに。
面白顔の「アカハネナガウンカ」だ。
相変わらずエロい目をしている。




















緑の葉にこの色はとても目立つのだが何でこの色なのだろうか?
立派な翅の成虫はよく見るが、幼虫は見たことが無い。
いったいどんな姿をしているのか見てみたい!






























おっ、ハラビロカマキリと思ったが、よく見るとカマ上腕内側の突起が小さくて数が多い。
中国原産の外来種「ムネアカハラビロカマキリ」だろう。
たまたま、原っぱでイベントをやっていて公園スタッフがいたので、伝えて駆除ですかと聞いたらそうですと答え捕獲していった。
この公園では既にムネアカの存在が確認されていたのだが、個人的にこのサイズの幼虫を見るのは初めてだった。
ある地域では在来のハラビロとすっかり置き換わっていると聞き、歓迎出来ない住人である。

※撮った写真を見ると胸に小さな卵が付いていた。調べるとカマキリヤドリバエというハエの卵の可能性が高い。
外来種であっても在来種の寄生を受ける天敵がいるということだ。




















2018年7月26日 埼玉県(丘陵外) カメムシ目ハネナガウンカ科 アカハネナガウンカ、カマキリ目カマキリ科 ムネアカハラビロカマキリ