エノキの低木の枝を歩いている幼虫を見つけた。
小さいながらも一見背面の3番目あたりの突起が大きく見えたのでアカボシゴマダラと思ったが、尾端を見ると開いているので「ゴマダラチョウ」のようだ。

12月9日のこの時期になぜまだこんなに小さいの?
産卵が遅かった?
無事冬を越せればと思うが、さすがに厳しいんじゃ・・・。
また見に来よう。




















そういえばこの同じエノキで、昨年樹上越冬しているゴマダラチョウ幼虫を1月5日に見つけたのを思い出した。
樹上越冬で羽化できるか定点観測していたが、2月26日に確認したのを最後に越冬していた葉が風で飛ばされてしまい結局羽化は確認できなかった。




















今年の11月6日にまだ長角で越冬が心配された「アカボシゴマダラ」の幼虫は、11月9日には脱皮して越冬体制の短角に変身。

今は幹の二股部に留まっている。
ここで越冬するのか、木を降りて葉裏で越冬するか続けて見てみたい。


※12月17日このエノキを見たら根元から伐採されていた。切られる前に葉裏に降りていればいいのだが・・・。




















2017年12月9日 埼玉県、2017年12月13日 東京都 チョウ目タテハチョウ科 ゴマダラチョウ、アカボシゴマダラ