ここ数年、「オオムラサキ」を見ることが出来なかった。
毎年どうだろうと期待するが、総数として多く無いことに加えて年によって個体数の増減があるように思われる。

そんな中、今年6月23日にオスを初見。
この夏はなかなか見に行くタイミングが無く、およそ1か月後に例年姿が見られるコナラを見に行った。
10mほどの高さの樹液にたくさんのオオムラサキたちが集まっていた。
最も多い時には8頭、時期的に多くがメスだった。




















別の場所のコナラにも2頭がやって来ていた。
ここも高く陽の当たらない場所で、なかなか思うように撮ることは出来なかった。
まぁ、1回きりでそんなに都合がよいことはないだろう。




















ほぼ目の前の高さの樹液にメスが1頭がやって来た。
その羽音は久しぶりに聞く迫力だった。

周りには邪魔する者もおらず全く翅を開かない。
暗い林内で仕方なく少しストロボを焚いた。
翅裏は表翅のように派手ではないが、地味ながらも淡い緑色の輝きが美しかった。
今年はここ数年では、個体数が多いと思う。

オオムラサキの季節もあと僅かだろうなぁ。




















2017年7月21日 東京都 チョウ目タテハチョウ科 オオムラサキ