昨年末にヤツデの葉裏を確認していたら、1つの葉に2つの「ヒゲナガサシガメ」の越冬幼虫を見つけた。
冬のヤツデの葉裏はこのヒゲナガサシガメやマエムキダマシことクロスジホソサジヨコバイ、ヤツデキジラミなどが見られる観察対象だ。
年が明けたこの日、再び同じ葉をめくって見ると2匹とも同じところにいた。



















このヒゲナガサシガメもマエムキダマシで、腹部に赤や褐色の1対の斑がある。
外敵にここを狙わせてさっと本来の目のある前方に逃げる算段なのだろうが、そんなにうまくいくのだろうか?
この体の色や質感は、子供の頃のセルロイドのおもちゃのようだ。
ひっくり返すとHONG KONGと銘があるように思えて仕方がない!




















2024年1月10日 東京都 カメムシ目サシガメ科 ヒゲナガサシガメ幼虫