冬の観察対象の一つ、ヤツデの葉めくり。
昨日いくつもの株の葉をめくっていると、ようやく見つかったのは「ムーアシロホシテントウ」。
今までヤツデの葉裏で見たことが無かったが、今日も見つかったので見落とししていたのかもしれない。




















こちらはお目当ての一つの「クロスジホソサジヨコバイ」、別名マエムキダマシと呼ばれるヨコバイの仲間。






























背中に黒い筋があり頭が匙のようなヨコバイという事だろう。
別名のマエムキダマシは、翅端の1対の黒斑が目に赤い腹端が口に見える事でそう呼ばれている。
お尻が頭に見えることで外敵がお尻を狙った隙に逃げる一種の擬態と言えるのだろう。
一対の黒斑の両脇には脚のような黒線があり抜かりない!
幼虫に翅は無いがやはり腹部背面に成虫と同じように1対の黒斑があるのも面白い。




















2022年12月10日 東京都 コウチュウ目テントウムシ科 ムーアシロホシテントウ、カメムシ目ヨコバイ科 クロスジホソサジヨコバイ